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長編

ヒッチハイク1

匿名 4日前
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す、5分だけ時間下さい」 とドライバーに説明し、トラックを路肩に止めてもらったまま、俺達はキャンピングカーへと向かった。 「どういう事だよ…」とカズヤ。こっちが聞きたいくらいだった。 近づいて確認したが、間違いなくあの変態一家のキャンピングカーだった。 周囲の明るさ・車の通過する音などで安心感はあり、恐怖感よりも「なぜ?」と言う好奇心が勝っていた。 錆付いたドアを引き開け、酷い匂いのする車内を覗き込む。 853 その16 sage New! 2009/12/24(木) 22:32:00 ID:o41n3rfp0 「オイオイオイオイ、リュック!!俺らのリュックじゃねぇか!!」カズヤが叫ぶ。 …確かに俺達が車内に置いて逃げて来た、リュックが2つ置いてあった。 しかし、車体と同様に、まるで何十年も放置されていたかの如く、ボロボロに朽ち果てていた。 中身を確認すると、服や日用雑貨品も同様に朽ち果てていた。 「どういう事だよ…」もう1度カズヤが呟いた。何が何だか、もはや脳は正常な思考が出来なかった。 とにかく、一時も早くこの忌まわしいキャンピングカーから離れたかった。 「行こう、行こう」カズヤも怯えている。車内を出ようとしたその時、 キャンピングカーの1番置くのドアの奥で「ガタッ」と音がした。ドアは閉まっている。開ける勇気はない。 俺達は恐怖で半ばパニックになっていたので、そう聴こえたかどうかは、今となっては分からないし、 もしかしたら猫の鳴き声だったかもしれない。が、確かに、その奥のドアの向こうで、その時はそう聴こえたのだ。 「マ ー マ ! ! 」 俺達は叫びながらトラックに駆け戻った。すると、なぜかドライバーも顔が心なしか青ざめている風に見えた。 無言でトラックを発進させるドライバー。 「何かあったか?」「何かありました?」 同時にドライバーと俺が声を発した。ドライバーは苦笑し、 「いや…俺の見間違いかもしれないけどさ…あの廃車…お前ら以外に誰もいなかったよな?  いや、居るわけないんだけどさ…いや、やっぱ良いわ」 「気になります、言って下さいよ」とカズヤ。 「いやさ…見えたような気がしたんだよ。カウボーイハット?って言うのか?  日本で言ったら、ボーイスカウトが被るような。それを被った人影が見えた気が…  でよ、何故かゾクッとしたその瞬間、俺の耳元で口笛が聴

後日談:

  • この話は私が体験したのではありません。 今まで数々の怖いお話を読ませて頂いて一番怖かったものを載せさせて頂きました。

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  • 3回位他でも見た笑さすがにわかるね(´∀`)キャラ濃いし
    AGE
  • 女の子をやっちゃったのはあの一家って事…?
    まぁさ
  • この話し知ってる 二度くらい読んだから もう読まない 外国のホラー映画見たい
    まゆ
  • 凄く怖い!文章も上手。恐怖がじわじわ迫って来ました。最高でした!
    猫おばちゃん
  • 怖すぎやろ(´;ω;`) 夜行バスの中で震えなう
    いずみ
  • いもけんぴさんマジですか!!でも本当に怖くて誰かに共感してもらいたかったんです(´×ω×`)
    あいか
  • でも怖いですよね
    いもけんぴ
  • それ僕も上げてるんですけど……
    いもけんぴ
  • やばいめっちゃこわ
    ゆめか
  • 怖かったです
    匿名
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