これは友人から聞いた実際にあったお話です。 地元でもかなり有名な墓地がありまして、私もそこに肝試しに行ったことがありますが、 霊感はないはずなのに誰かに睨まれたような、言いようのない空気に包まれたことをよく覚えています。 この墓地には某大名のお墓がありまして、昔のお墓なので埋葬されています。 この墓地には、大名のお墓の前でいつも空を見つめている小学生くらいの男の子がよく目撃されていたとのことです。 ここからが本編です。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 友人達は、5人で集まっていつものようにぐだっていたそうですが、 いつもの軽いノリで「よし、んじゃ今からN墓地いこーぜ」という1人の言葉に、 残りの4人も「暇やしいこーか」と、 みんなノリノリで墓地に向かったそうです。 そして墓地に着き、 1人が「大名の墓に何埋まってんのか知りたくね？」と言うと、 「知りたいなー穴掘るか！」 と車に積んであったスコップを持ってウキウキでお墓に向かったそうです。 薄暗い道を進みながら、やっとの思いで大名のお墓のすぐそこまで来た時、 1人が「なんか人いない？」 と言い、残りの皆もよく見てみるといるのです、小さな男の子が。 「うわっ、噂のあいつかな」 「大丈夫だよ、なんもしてこーねーって」 「ちびに何ができんだよ笑」 などと言いながら、その男の子に向かって行こうとしたその時。 空を見つめていた男の子がこっちに振り向き、走って来ました、、、 その男の子の目には眼球がなく、暗い穴ぼこでも空いているかのような感じだったそうです。 5人は「車まではしれーっ！」 「なんなんあいつ、こっちきとるぞ！」 などと叫びながら必死に車まで逃げて、 すぐその場を離れ、近くのコンビニに向かったそうです。 友人が言うには、5人は全員無事で事故もなく過ごしているとのこと。 友人がその時の気持ちを話してくれて、こんなことを言ってました。 「本気で走ってるのに、車までの距離がすごく遠かったわ」 「本当に遊び半分で行くのはまじでやめとけ」と言っていました。 皆さんもよく考えて、肝試しに行ってくださいね。 読みにくい文で申し訳ありません、 読んで下さりありがとうございました。