
新着 中編
教員住宅のひかりの玉
道遊舎 1日前
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この話は、2018年11月の話です。当時私は、廃校巡りにはまっておりその日も、北海道のとある小さな漁村にある
廃校舎を日中一人で訪ねました,。その校舎は、戦後8年間は米軍の駐留兵舎として使われ。その後小学校へと
払い下げられ、33年間続いたのち廃校になったものです。現場に着いた私は早速ビデオカメラとスマホをもって向かいました。
校舎の周りは人の背丈よりも高い雑草に覆われ、行く手を阻まれながらもなんとかたどりつきました。
校舎は倒壊した状態で、日中ではあるんですが、うす暗く不気味に感じてそそくさと写真を撮りその場を
後に、また藪をかき分け、明るい広い場所に出てきました。一安心して周りを見渡したところおそらく教員住宅であろう
建物が目に入りました。
校舎は倒壊はしてましたが、教員住宅らしき建物はしっかり建った状態で、酷く朽ち果ててる感じではなくとても
しっかりしておりました。周りを一周したのち、スマホで写真を撮り終え、今度は持ってきたホームビデオカメラで撮る
事にしました。その当時は『本当にあったのろいのビデオ』に、ドハマりしていたので、『何か映ったらいいなぁ。』みたいな、
軽い感じでいましたが、これが後々後悔する始まりでした。
建物の中の様子を取れないかなと・・・思いましてあっちこっち見たところ、扉の窓ガラスが一部割れて中が見える
状態だったので、そこにビデオカメラを差し入れて、中の様子をぐるっと回すようにして撮りました。霊感などは
一切ありませんがその時は、天井の破れた穴の開いた部分が何故か気になって、その部分も撮ってその日は
終えて家に帰りました。次の日、編集のためにビデオを見返したところ、明らかに不可解な映像が撮れておりました。
それは、教員住宅の中を撮った映像なんですが、破れた天井を撮った映像に、光の玉のようなもが現れて、
似たものとして、オーブと呼ばれるものがありますがそれはオーブと呼ぶには違うタイプの様で、例えていえば、
人間が、目を開くようにゆっくり現れ、数秒現れたのちまた目を閉じるかのようにすっと消えました。
パッと、現れてパッと消えるものではなく上下からゆっくり消えていくような感じなんです。
見つけたとき『気持ちわるいなぁ』って、思いながらもとりあえず編集して多少霊感のある妹に見てもらったら
『う~ん・・・これは本物じゃない?』って、言われて、初めて撮れた不思議な映像に興奮して舞い上がり
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