怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。
その晩、図書館の閉館後に待っていたのは、ただの書物ではなく、怨霊でした。彼女は薄暗い書架の間を漂い、時折本のページを無造作にめくりながら、声を潜めて囁きます。 (助けて、助けて、助けて) その言葉を繰り返しながら、彼女は本棚の影から私を見つめていました。まるで何かを訴えかけているかのようで...
12月31日の大晦日。 静岡駅で、私服姿の女子高生である桜子はコンコースで在来線ホームから出てくる人たちを見ていた。 桜子は白いブラウスとスカートの上にクリーム色のコートを着て、キラキラ光る髪飾りをしていた。 そして桜子の同級生である博正が階段を下りてきて桜子を見ると微笑んだ。 「お待たせ!」...
社内で、部署異動があった。 もう少しで、1年が経つ。 いよいよ辞める時が来たらしい。 いじめで有名な、課長の下に付いた。 「能力不足でご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。」とあいさつをすると 「頭じゃないから!根性だから!」と鼻で笑われた。 引き継ぎの際、係長になる人(私が直接仕事を...