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…私はそっと、 目を開けた。 …。 …やはり。ビルの屋上から観る景色は悲しいほどに壮大だ。 体がバラバラになりそうな痛みに耐えながら、 「…楽になりたい…。」 誰も聞いていないのに、つい呟いてしまう。 私は今からここを飛ぶ。 地上まではかなりの高さがあるが、 落ちれば地面まであっと...
此れは私が小学校に上がる前に体験した話です。 夏に近くの大きなプールに行った時に私は金づちだったせいもあり足をつける程度しか楽しめない子供でした。 顔に水をつけるなんて恐ろしい事出来ない!ってくらいの拒否をしていたので少しでも水に馴れて欲しいと親心だったんでしょう。一切楽しめないプールに不機嫌...
深夜十一時。僕と友人のKは、今はもう使われていない、とある山奥の小学校にいた。 校庭。グランドには雑草が生え、赤錆びた鉄棒やジャングルジム、シーソー。現在は危険というレッテルを貼られた回転塔もあった。 僕とKは、この小学校に肝試しに来たのだった。本当はもう一人、Sという友人も来る予定だった...
千日デパートの火災時の話。 店員が隣ビルへの連絡通路が工事中だったことに気づき、 そこがベニヤ板で塞いであるだけだと思いこんだ彼は その壁まで客を誘導して壁を覆っていたカーテンを取った。 ところが壁はベニヤ板ではなく、完全にレンガ壁。 彼は何とか引き返そうとするが、パニック状態の客は 「これ...
私は“馬鹿”だ。 人を愛する事が、こんなに苦しいだなんて…。 人を本気で愛して、まさかこんなに苦しい想いをするだなんて…。 冷静で、時に厳しく、そして優しい笑顔と温かい眼差しで未熟な私を支え続けてくれるアナタ。私だけでなく、全ての人に分け隔てなく寛容な態度で接するアナタ。私はこの会社に入...
ひどい目に遭った 発端は先々週の3.11のときに被災地へ行ったこと 2011年の頃にはもう離れてたが、被災地のある所に住んでたことがある それで二年経つってことで旧知をお見舞いに行ったんだ 2012年にも被災地に行ったんで、今回はどっちかって言うとお見舞いというより観光になってた ...
私には、子供の頃に空を飛んだ記憶があります。 絶対にあり得ないのはわかっているんですが、夢とは思えないくらいリアルな記憶なんです。 飛んだのは物心ついたばかりの頃、3〜4才くらいでした。たしか5回ほど飛びました。 飛んだのは私の家の中だけで、クルクル旋回しながら母を見下ろしていました。 私が飛...
連続投稿すみません。 これは私が高校生の時の話。 当時Z市にある高校に通っていたんですが、 学校帰りは決まって5人グループで連れ添って、小さな山の上など、人目のつかないところで 菓子を食ったり、タバコ吸ったりしていました。 この日は学校から少し歩いたところにある、 古びて誰も使っていない別...
1960年、まだアメリカとソビエトが冷戦状態だった頃、両者は人工衛星の打ち上げに躍起になっていました。 結果人類初の人工衛星打ち上げはソビエト連邦が成功させるのですが、実はそれ以前から地球軌道上を飛ぶ謎の衛星がありました。 それも、今から1万3000年も前から。 謎の衛星はブラックナイトサテ...
なつは、血が着いたまんまでずっと携帯を私に向けている。 (なつ)何か喋ってよ。 (私)… 喋れるはずがない。 精神異常者が目の前にいる。 何か喋れば殺されるんじゃないかと。 しかし、何かを喋らないと殺されるんじゃないかと。 (私)…どうやって私の仕事場わかったの。 なつはニタニタしな...
数年前に俺は某オンラインゲームにハマっていた。 比較的人口が高く、月額料金が必要だった為かプレイヤーの質も高い。 毎晩睡眠を削ってはゲームに没頭し、今思えば少し狂っていたかもしれない。 そして俺には1人のフレンドがいた。 仮にAと呼ぶとしよう。 Aと決まって深夜3時頃からログインし、仕...
一部下ネタを含みます。ご注意ください。 今から7年ほど前の話になる。俺は大学を卒業したが、就職も決まっていない有様だった。 生来、追い詰められないと動かないタイプで(テストも一夜漬け対タイプだ)、 「まぁ何とかなるだろう」とお気楽に自分に言い聞かせ、バイトを続けていた。 そんなそ...
836 本当にあった怖い名無し sage 2009/12/24(木) 22:12:17 ID:NNdtlw3F0 今から7年ほど前の話になる。俺は大学を卒業したが、就職も決まっていない有様だった。 生来、追い詰められないと動かないタイプで(テストも一夜漬け対タイプだ)、 「まぁ何とかなるだ...
今から7年ほど前の話になる。 俺は大学を卒業したが、就職も決まっていない有様だった。 生来、追い詰められないと動かないタイプで(テストも一夜漬け対タイプだ)、 「まぁ何とかなるだろう」とお気楽に自分に言い聞かせ、バイトを続けていた。 そんなその年の真夏。悪友のカズヤ(仮名)と家でダラダラ話...
この話は親しい友人が体験した事実です。 当時友人は1つ年下の同じ学校の後輩と付き合っていました。その女の子の家が近い事で毎朝迎えに行き一緒に学校に行くという流れでした。 ある日迎えに行くと親にも付き合っている事が公認だったのでその子の母親に「まだ寝てるみたいだから起こしてあげて」と言われその子...
小さい頃は、同じような夢を何度も見ることがあった。 階段からジャンプして飛ぶ夢を見た時は決まってベッドから落ちていたし、トイレで用をたす夢を見た時は、恥ずかしながら、漏らしていることが多かった。 皆さんも似たような経験はしたことがあると思います。 歳を重ねるにつれて、夢を見ること自体少なく...
ここで 少しだけ 憑いたモノの事を話します。 あの場所には 人が立ち入る事を嫌うモノが 森の中に 2m四方の草木が生えず 虫すらもいない 一見すれば直ぐに分かる所に 居ました。 いつから居るのかは 分かりません。 ただ あの場所へ 近付く人間を嫌う 忌むモノがいるので 封じていました。 ...
私の叔母の話を一つ。叔母は 私の父親の妹です。 父方の女には 代々 産まれた時に 「 守護様 」という 守り神( 砕くと 守護霊 )を憑けられます。 私もそうですが……叔母にも当然 憑いています。ただ 叔母は 私よりも 力が弱い方です。 私も関わっている話です。 2年前の夏の事です。 ...
ミーンミンミン ミーンミンミン。 蝉の声がうるさかった。 ただ、助かってもいた。アイツの声が誤魔化されるからだ。 五日前。大学のサークルの仲間と肝試しに行った。県と場所は伏せておくが、結構有名な所だ。 男女三人ずつで、その内の俺の高校からの付き合いだった奴が運転をした。深夜一時半...
親戚の家を借りた話の続きです。 今回は 4畳半に住んでいた 青大将の話です。 ( 途中で 自殺した霊の乱入があります。 ) 前に話した通り 4畳半に陣取っていた あの蛇です。彼(蛇)は あの家が空き家になってから 住んでいたんだと思います。 小さな子供の時から……或いは 卵の時から… 彼...