
中編
ちょっとそこまで
さおりん 3日前
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初は自分を子どもの会社の近くまで乗せて行って欲しいと言っていたのに、最後の方は
「子どもと私をここまで送ってもらえませんか?」とまで言い出して、とうとう私と母は怖くて彼女を乗せる気にはなれませんでした。
彼女は尚も乗せろと言い続け、私達は拒むことができない状況でいました。どうやって断ろうか思案していると、対向車がやって来て、私達の車が邪魔して通れない状況だったので、母が
「対向車が来たので一旦車のドア閉めてもらっていいですか?」
女は「はい。」と返事して車のドアを閉めると、母は急発進してその女を置いて逃げました。
私は後部座席から後ろを振り返ると、女はじっと去って行く私達の車を見つめ続けていました。
「置いて行くの?」
私が聞くと
「だってあの人なんかおかしいもん!全然行き先言わへんし。こんな夜中に女の人が一人で子ども迎えに行くとか。車やったら分かるけど、歩いて迎えに行く?23時回ってるねんで。しかも最後の方は、子どもも一緒に乗せてここまで連れて来てなんて。しかも見ず知らずの他人に車停めて言う?」
私達は家に着いてからも震えが止まりませんでした。
もし、彼女を乗せていたら私達はどうなっていたのでしょうか?
翌日、新聞、ニュース、近所の人に聞いてみましたが類似の事件や人の話は聞きませんでした。
またある日、竹林を抜け道を外れた所にお墓がありました。それと何か関係があるのでしょうか?
痴呆症の人か、頭のおかしい人か、幽霊か、狸か狐に化かされていたのか、、皆さんはどう思われますか?
この怖い話はどうでしたか?
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- 痴呆の入った人でしょう。ま
- オチが弱い。びびり
- これは怖いですね!!乗せなくて正解です!!うんこりん
- コメントありがとうございます。本文にも書きましたが実話です。あの時は本当に怖かったです。皆さん、車に乗ったらすぐロックかけましょう…ハッシー
- ぞっとする……匿名