人の吐息みたいなのが続いたんですけど、あれなんなんですか？」 と聞いたら、「いやぁ…なんですかね…交換手の手違いですかね…」 「え？！交換手⁈交換手っていつの時代の事言ってるんですか⁈夜中に電話がかかってくるっておかしくないですか？おかげで私たち寝不足なんですよ！」と相手の返答があきらかにおかしいのでイラッとして言い返したら、 「おひとり様分のお台は結構ですのでぜひともこの事は他言しないでくれませんか」と言われた。 なんだか腑に落ちない感じでチェックアウトして 帰路に着き。次の日、突然体がだるくなりそのまま職場へ。店長に前日の話をしていたら、 「なんか顔色悪いし表情もなんかおかしいぞ〜」と言われ、一応という事で、店のドアの両隣に店長が盛り塩を置いていた。 そういえばと私が昨日の旅館の天井まである大きなガラス張りの所で撮った写メを店長に見せたら 「うわ…何これ…ガラス張りにびっしりドクロ⁈顔⁈これ絶対やばいよ！」と言われ見てみると ガラス張りの外側は小さな池と庭園みたいになっていたんだけどそこの岩や木のところにおびただしい数の顔や犬の顔が写っていた。 撮った時もそのすぐ後も写メを見ていたのに全く気付かなかったのに、ハッキリと大量の顔が写っていたので一気に怖くなった。店長は「友達に霊感強い奴いてそいつに見てもらうから」と写メを店長に送り、夕方職場を出た瞬間店長が突然叫び何事かと店長の指刺す方を見たら盛り塩が数時間でドロドロに溶けていた。 これは只事じゃない気がして帰宅して具合も悪くなり寝込んでいた。夜店長から電話があり 「今あの写メ見れるか？落ち着いて聞けよ。あの写メ撮った時にお前の影がガラス張りのところに写ってるの分かるか？そのお前の斜め後ろに白っぽい服着た女がいるんだけど写メ撮ったときお前の近くに人いた？」 「いや。私一人です。」「まじかよ。友達に見せたらこれはやばいから今すぐ写メを消してデータからも消した方がいいって。今電話切ったら俺もすぐ消すからお前もすぐ消せよ？分かったか？」と言われてすぐに消した。それから１時間程して体が急に軽くなり体調も良くなった。 未だにあれはなんだったんだろうと思って、泊まった旅館の事も調べたり、伊香保心霊とかでググっても特に分かる事もなく…。 ただかなり昔に大火事があり沢山の人達か亡くなったという記事くらいしかてでこなかった。