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2013年2月1日
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僕の母の実家は、長野の山奥、

信州新町ってとこから奥に入ってったとこなんですけど。

僕がまだ小学校3、4年だったかな?

その夏休みに、母の実家へ遊びに行ったんですよ。

そこは山と田んぼと畑しかなく、民家も数軒。

交通も、村営のバスが朝と夕方の2回しか通らないようなとこです。

そんな何もないとこ、例年だったら行かないんですが、その年に限って、仲のいい友達が家族旅行でいなくて、両親について行きました。

行ってはみたものの・・・案の定、何もありません。

デパートやお店に連れて行ってとねだっても、一番近いスーパー(しょぼい・・)でも車で1時間近くかかるため、父は「せっかくのんびりしに来たんだから」と連れて行ってくれません。

唯一救いだったのは、隣の家に、僕と同じ年くらいの男の子が遊びにきていたことでした。

あの年頃は不思議とすぐに仲良くなれるもので、僕と、K(仮にKくんとします)は、一緒に遊ぶようになりました。

遊ぶといっても、そんな田舎でやることは、冒険ごっこ、近所の探検くらいしかありません。

1週間の予定で行って、確か3日目の夕方くらいだったと思います。

午後3時を過ぎて、日が落ち始めるころ。

夏とはいえ、西に山を背負っていることもあるのでしょうか。田舎の日暮れっていうのは早いもんです。

僕とKは、今まで入ったことのない山に入っていってみました。

はじめは、人の通るような道を登っていたのですが、気がつくと、獣道のような細い道に入っていました。

「あれ、なんだろ?」

Kが指差す方を見ると、石碑?が建っていました。

里で見る道祖神ののような感じで、50センチくらいだったでしょうか。だいぶ風雨にさらされた感じで、苔むしていました。

僕とKは良く見ようと、手や落ちていた枝で、苔や泥を取り除いてみました。

やはり道祖神のような感じでしたが、何か感じが違いました。

普通の道祖神って、男女2人が仲良く寄り添って彫ってあるものですよね?

でもその石碑は、4人の人物が、立ったまま絡み合い、顔は苦悶の表情?そんな感じでした。

ぼくとKは薄気味悪くなり、「行こう!」と立ち上がりました。

あたりも大分薄暗く、僕は早く帰りたくなっていました。

「なんかある!」

僕がKの手を引いて歩き出そうとすると、Kが石碑の足下に何かあるのを見つけました。

古びた、4センチ四方くらいの木の箱です。半分地中に埋まって、斜め半分が出ていました。

「なんだろう?」

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