
ずっと付き合っていた彼と30才のときに結婚した。
夫には2才年上の姉がいたが、とても綺麗な人で優しく親切な感じのする人だった。
はじめは私も夫の姉と関わり仲良くしていたが、少しずつ陰りが見え始めた。
夫は姉と連絡を頻繁に取り、姉がいるとき夫は私を差し置いてずっと姉と話していた。
夫が姉と仲良すぎることに少し不満を持つ私だったが、夫の姉に焼き餅を焼いても意味ないと思い、そっとしておいた。
結婚して半年のこと。
日曜日にパートをしている私だったが、その日は仕事が早く終わり午後2時頃に家に着くことができた。
日曜日は夫も家にいるはずなので、2人でどこか出かけようかと期待しながら家に入った。
玄関には見慣れない女性の靴があった。
嫌な予感がして家に上がると話し声が聞こえる。
私は音を立てないように上がっていくと、話し声はリビングから聞こえた。
私は引き戸の隙間からそーっと覗くと、カーテンを全て閉じた暗い部屋でテーブルの真ん中に水晶玉を置いて、占いのような儀式をしていた。
夫も姉もよく分からない独特な服装をしていた。
夫の姉が占い師になって我が家のことを占っているようだった。
姉は普段からは想像つかない崇高で語気が強めの教祖のような話し方をしていた。
話を聞く限り、我が家の今後はよくないらしく夫は占いを鵜呑みにしているのか本気で悩んでいた。
そして夫の姉は
「全ての元凶は○○、あの女だ!」
私の名前を出され、心臓が高鳴る私。
「教祖様、それは存じております。でも妻は・・」
「分かっておるなら、はやく追い出せ!本当は●してもいいくらいだが、流石にそれはできないだろう。」
その後も夫と姉は、私のことを完全に厄介者扱いしていて聞くに堪えない内容だった。
私は凍りつきながらも夫と姉の様子をしばらく見たあと、放心状態になりながらその場を去り実家に帰っていった。
私は、夫や姉の望み通り家を出て行った。
そろそろ夫が私がどこにいるか探し連絡する頃だが、もう知ったことではない。
後日談:
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