
長編
元廃病院
匿名 46分前
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した。その度に暗闇に向かい「誰か居ますか〜?」「勝手に入ったのなら出て行ってくださいね〜」と大声で呼びかけますが話し声が止まるだけで作業し始めるとまた話し声が…
その日の作業を終え、次の日も1人で作業中も話し声は続きました。
私の空耳なのかと思い、翌日手伝いで来てもらった仲間2人を連れ作業していると流石に3人なので作業が進みさほど遅くまで現場に居る事が無くなった3日目、試験的に痴呆症のお年寄りを数名完了している部屋に泊めるという滅茶苦茶な状況に…
後30分でその日の作業が終わる時に突然停電、ブレーカーを探す為に建物中を探す事に…禁止されていた3階にも上がる事になり行くと何か違和感が…3階にナースステーション、大広間?みたいな開けた場所
四方に懐中電灯(数日前の見え難かった事から用意)でも解る量の盛り塩、そして何故か私が使っていたホウキが真ん中に…
少しパニックになりながらもブレーカーを探すのですが有りません。3階から下りる為にナースステーションの前を通る時に白い何かをかぶった女の人の顔が浮かび上がり、私を見つめていましたが、お年寄り達が暗闇の中不安だろうと思い気にしてなんていられませんでした。
探す最中にお年寄り達が泊まっている部屋の前を通る時に、「あなたは誰なの!なんであなたは勝手に部屋に入ってきたの!」
と叫ぶ声が聞こえました。ハッキリ言って完全なパニックですが…
私達は必死に電源を探す事だけに意識を向けてましたので、後で考えたら怖くなりました。
残った職員の方々は初めて来た建物なのでアテにならないのですが、1人の方が
「この建物って地下に調理場有るんですが…そんな場所に電源なんて無いですよね?」って…
私達作業員3人、職員1人で地下に行くと階段の下りきった場所にステンレスに反射した私達が写り焦りました。
丁度タイミング良く他の職員さんが外にある仮説の電源が落ちていたのを発見して電気が回復しました。
でも…私は違う意味でもっと焦っていました…
人数多いんですよ…1人
電気点いて落ち着いて考えるとずっといたんですよ…「こっち調べた?」「そっちは?」って輪になって話してる時に声を出さずに私の隣に居た黒い奴…誰なのか解らないですが後ろをずっと追って来た彼?は誰なんだろう?
ただ、帰る時に別の車で来てた手伝いの仲間にお礼を言い別れる時に1人で乗ってる筈の仲間の車に頭の影が2つ見えた事は今だに内緒です。
細かく話せばま
後日談:
- この介護施設は1年持たずに潰れました。
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- 私も解体の見積もりで、廃病院に行き、似たような経験をしました。 投稿者さんの気持ち本当にわかります。tom
- 改行してくれアマランサス
- 直ぐ廃墟になりそうだなNanoarchaeum
- 使えない物件てありますよね…イリミナ