
長編
コピペ めしうま 後日談
匿名 3日前
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はもう立ち寄ることがなくなった。
この彼女をKとします。
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 04:58:40.64 ID:W9+uGpUS0
その後しばらくKとは順調に結婚生活を送って、子どもも授かり幸せに暮らしてたわけよ。
Kは霊感持ちだから、ちょいちょい変なことを言ったりはしてたけど、基本的には幽霊とかは意に介さない性格なので、平和なもんだった。
ちなみに俺は憑依されやすい体質らしく、取り憑かれてるときはKが教えてくれたりしてた。
取り憑かれてるときは自分では気付かないんだけど、とにかくめちゃくちゃ思考回路がネガティブになる。でもそうやって教えてもらった後は、すぐに取り憑いてたやつらはどっか行くみたい。
結婚生活中、アパートに住んでたんだけど、件の女幽霊はごく稀にそのアパートにも出没することがあったらしい。
距離とかそんな概念ぶっ飛ばして飛んでくるらしい。マジこわい。
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 04:59:30.82 ID:W9+uGpUS0
結婚してから二年目くらいかな。
Kとの夫婦仲が怪しくなってきた。Kはよく実家に帰るようになり、俺の食事はレトルトカレーが皿のうえにポンっと置かれてたりした。
俺はそんな生活に苛々しながらひたすら嫁子供の生活だけは死守しなければならんので仕事に勤しんでた。
自営業だったから仕事は家でするのが基本なんだけど、まぁ嫁子供はいつもどっか行ってていないっていうね。
そしたら段々と何のために仕事してるのかよくわからんくなってきたりして。バカバカしく感じてくるよね。
今思い返せば、若い思考だと思うし、ちゃんと家族向き合って復元に努めるべきだったと思う。子供も小さいんだし。
まぁ、結果、二年目で離婚した。
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/08/17(土) 05:00:30.52 ID:W9+uGpUS0
最終的な理由は、Kの借金。でもそれはあくまでトリガーにすぎず、根本的に関係復旧する気になれなかったから。Kが実家に帰ってばかりで、正月すらひとりで漫喫で年を越すような、そんな虚しい生活を早く終わりにしたかった。
離婚に関する整理が諸々済んで、さぁこれからは別々に幸せになりましょうで別れのとき、Kはこう言っ
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