
長編
某オンラインゲーム
匿名 4日前
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たが、過去の事。
今思うとアホくさいなんて馬鹿なこと考えながらインストールした。
前のキャラは残っていたので「懐かしいなー」なんて思いながら街を歩いていると、
「ピンポーン」
「ピンポーン」
「ピンポーン」
「ピンポーン」
突然のインターホン連打。
俺「は?誰だよこんな深夜に」
俺はイライラしつつインターホンの画面を確認し、俺は驚愕した。
そこには顔がズタズタに引き裂かれた黒い女が写っていたのだ。
俺「う、うわあああああああああ!!」
思わず後ずさりし、今まで感じたことのない恐怖に包まれた。
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい
なんだよあれ!?
人間じゃねぇよ!
パニックになりつつも部屋中に響き渡るインターホンのチャイムを耳で塞いだ。
俺は確信した。
アイツはAだ。
悪夢にでてきた黒い女だったのだ。
このままだと間違いなく殺される。
俺はとっさにパソコンにダッシュで走った。
ゲームをアンインストールしないとヤバい。
間違いなくAに呪われている。
恐怖でパニックになっていたが、自然と俺は動けた。
ガタガタと震える手を抑えつつ、俺はアンインストール画面に進んだ。
1%...10%...
徐々にゲージが動いていく。
それに連動するかの様にチャイムの音は激しくなっていく。
「早く!!!!早くしろ!!!」
85%...91%...
後少し...の所で俺は絶望した。
微かにパソコンの画面に...
黒い女が不気味な顔でニタニタと笑っている。
俺は振り向く事ができなかった。
体が石のように固い。
俺「え、A...か?」
「迎えにきたよ」ニタァ
画面に映る黒い女はニヤニヤと俺に手を伸ばした。
「ぐっ...!」
かすれる意識の中、俺はこのゲームをインストールした事を酷く後悔した。
不気味な笑いとともに
黒い女の手が俺の首を強く締め付ける。
「もうだめだ...」
本当に死を覚悟した。
逃げられない...
「だ、誰かたす...け」
その時、
【ゲームが削除されました】
間一髪の所でゲームは削除されたのだ。
何もかも全て吹き飛ぶような感覚とともに体の力が抜け、俺は気を失った。
朝、携帯のアラームが鳴っている。
目を覚ました起き上がると体のあちこちが痛む。
俺はハッと後ろを振り向くと、
黒い女はもういなかった
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(12件)
- この話は既にネットにあげられている。つまり、この話はこの世界に存在する。本当にあった怖い話。レモン100個分のレモン
- いい構成だと思います。 細部の言い回しを調整してTVに投稿したら採用されるかも知れません。 凄く良いストリート展開だと思います。 TVなんて、所詮ノンフィクションかどうかなんて拘って無いので。塩麹
- すげーな!こんな話を投稿するなんてな!( ͡° ͜ʖ ͡°)
- 怖い!!!!!恐るべしオンラインゲーム…雪うさぎ
- 久々に まともな怖い話を見ました。 ありがとうございます。 インターネットは顔の分からない世界なので、霊がいても不思議じゃないのかまもしれませんね。おもち
- なんで名前と歳だけで家まで来れんだよ…げん
- ”本当にあった”ってのはなんのことなんだろうね。 どうして誰も本当にあった話をしないんだろう?
- これは怖い、、プロム
- これが本当の話ならマジ怖い! でも、どうして魅入られたのかな?! 波長が合ったのか…こはる子
- クオリティーが高いですね。