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短編
耳鳴り
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耳鳴り

2018年7月15日
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これは、私が小学生の時の話です。

昔から霊感の強かった私は、よく街中などで霊を見かけたりしていました。

ある日の下校中。

私は本を読みながら、誰も通らないような道を歩いていました。そこが学校から家までの最短距離だったのです。

そして、数年前に家事があった空き家の隣を歩いていた時。

キィーーーン…

耳が痛くなるほどの耳鳴りが私を襲ったのです。

顔を顰め、そっちを見た私は固まってしまいました。

金縛りにでもあっていたのかも知れません。

そこのボロボロの2階で、中学生くらいの男の子がこちらをじーっと見下ろしていたのです。

周りには私以外誰もいなかったので、助けを求めることも、この男の子に誰かが気づいている、ということもありません。

男の子は何をするでもなく、じっと私を見下ろしているだけでした。

不思議と怖いと言った感情はなく、ただただぼーっと見つめていた、と言った方が正しいと思います。

男の子はこっちを見つめたまま、暫く停止していましたが、ふっと私に微笑みかけた後、気づくと男の子はいなくなっていました。

いついなくなったのか、どこに消えたのか、全然わからなかった私ですが、その時はハッと我に返ったあと走って家まで帰りました。

そして、2年後。

中学生になった私は、その家の前を通ることはなくなっていましたが、久しぶりにその家の前を通ったのです。

すると、酷い耳鳴りがしました。

取り壊しが決定していた家を、私はじっと見つめました。

すると、2階の窓にあの男の子が立っていました。

驚きましたが、また、何をするでもなくこっちを見つめる男の子。

私も見つめ返し、暫く時が流れましたが、気づいた時にはまた男の子はいなくなっていました。

そして1ヶ月後、その家の取り壊しの件はなくなり、今もその家は街に残っています。

今も、あの窓から男の子はこっちを見つめているのでしょうか?

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後日談:

  • もしかしたら、あなたの街の空家かも知れません
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はじめまして、よろしくお願いします。

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