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長編

ヒッチハイク コピペ

匿名 2016年8月15日
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ケタ笑い出し、俺達はいよいよ「ヤバイ」と確信した。 キャンピングカーが、国道を逸れて山道に入ろうとしたので、流石に俺達は立ち上がった。 「すみません、本当にここで。ありがとうございました」と運転席に駆け寄った。 父は延々と「晩餐の用意が出来ているから」と言って聞こうとしない。 母も、素晴らしく美味しい晩餐だから、是非に、と引き止める。 俺らは小声で話し合った。いざとなったら、逃げるぞ、と。 流石に走行中は危ないので、車が止まったら逃げよう、と。 やがて、キャンピングカーは山道を30分ほど走り、小川がある開けた場所に停車した。 「着いたぞ」と父。その時、キャンピングカーの1番後部のドア(俺達はトイレと思っていた)から 「キャッキャッ」と子供の様な笑い声が聞こえた。まだ誰かが乗っていたか!? その事に心底ゾッとした。 「マモルもお腹すいたよねー」と母。マモル…家族の中では、唯一マシな名前だ。幼い子供なのだろうか。 すると、今まで無口だった双子のオッサン達が、口をそろえて 「マモルは出したら、だぁ・あぁ・めぇ!!」とハモりながら叫んだ。 「そうね、マモルはお体が弱いからねー」と母。 「あーっはっはっはっ!!」といきなり爆笑する父。 「ヤバイ、こいつらヤバイ。フルスロットル(カズヤは、イッてるヤツや危ないヤツを常日頃からそういう隠語で呼んでいた)」 俺達は、車の外に降りた。良く見ると、男が川の傍で焚き火をしていた。まだ仲間がいたのか…と、絶望的な気持ちになった。 異様に背が高く、ゴツい。2m近くはあるだろうか。父と同じテンガロンハットの様な帽子をかぶり、スーツと言う異様な出で立ちだ。 帽子を目深に被っており、表情が一切見えない。 焚き火に浮かび上がった、キャンピングカーのフロントに描かれた十字架も、何か不気味だった。 ミッ○ーマ○スのマーチ、の口笛を吹きながら、男は大型のナイフで何かを解体していた。 毛に覆われた足から見ると、どうやら動物の様だった。イノシシか、野犬か…どっちにしろ、そんなモノを食わさせるのは御免だった。 俺達は逃げ出す算段をしていたが、予想外の大男の出現、大型のナイフを見て、萎縮してしまった。 「さぁさ、席に着こうか!」と父。大男がナイフを置き、傍でグツグツ煮えている鍋に味付けをしている様子だった。 「あの、しょんべんしてきます」とカズヤ。「逃げよ

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  • アメリカなんかではヒッチハイクがよくあるって聞いたことあるけど、こんなにやばいヒッチハイクの体験談は始めてです。
    しゆか
  • くわはらあゆむさんコメントありがとうごさいやす!!
    いもけんぴ
  • 怖い
  • 下ネタww
    くわはらあゆむ
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