
その日、目覚ましの音で目が覚めた。
目を開けると、そこは知らない綺麗な部屋だった。
「どこだ?ここ??」
そして、体に違和感があることに気がついた。
胸に何か重いものがぶら下がっているし、あそこには明らかな違和感があった。
ないはずのものがあって、あるはずのものがない!
そうか俺、女になったんだっけ。
体をみると、清潔感のある寝巻きと胸の膨らみがあった。
髪は長く、おろした髪が肩や背中に触れていて少し重く感じた。
もう少し自分の体をみてみたい気持ちになったが、女子大生である俺はもう朝の準備しないといけない。
俺は、ベッドから起きて洗面所に向かった。
歩きながら視線が低いことに気づく。
女って一回り体が小さいことを実感した。
そして洗面所の鏡で初めて見る俺の顔。
「何これ、可愛いじゃん!!」
鏡に映ったのは、二重瞼で丸みのある小顔、長い黒髪の若くて可愛い女性だった。
女性らしい胸の膨らみや細いウエストなどスタイルも良かった。
そのあとは着替えたり、メイクをしたりした。
コーディネートやメイクなどは研修で学んだので、それ程苦労せずにできた。
そして、鏡を見て
「これでよし!」
目の前には、元の俺が見たら見惚れてしまうような素敵な女子大生がいた。
そのあと、マンションの部屋を出て駅に向かう。
ブラやキャミソールなどの下着の触感、スカートがヒラヒラする感じはなかなか慣れなかったが、逆にそれが女性の姿というのを実感できた。
駅まで歩きながら、もう一度プロフィールの確認。
俺・・いや私は果帆(かほ)、20才の大学3年生。
田舎から上京してきて一人暮らしをしていて、大学では英文学を学んでいる。
現在彼氏はいなく、前の彼氏は去年別れた。
アルバイトはしていない。
などなど・・
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