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長編

コテージ

匿名 3日前
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私はお調子者なので、「ほら!女の子の霊が窓の外から!」なんて脅かしていたのです。 怖がらせる発言だけして、怖がる妹2人とKをよそに、私は1人真っ先に寝ました。 そして夜中、私はバタバタと階段を駆け上がる音で目が覚めました。   (なんだ、今頃飲み終わったのか…) と、親たちに呆れながら襖を開けたのですが、特に誰もいませんでした。 (階段を登ったんじゃなくて降りたんだな) と思い、私は襖を閉めて自分の布団に戻りました。 妹が起きていて、「今足音聞こえたよね」と言うので、私も「聞こえた。うるさくて起きちゃった。」と答えたのですが。 妹「さっきからずっと聞こえてるの。バタバタ駆け上がったり、降りたり…いい加減にして欲しいよね」 と言うのです。 おかしいんですよ。 下に人がいるなら、襖を開けた時に下からの明かりも見えるはずなのです。 それが見えないし、何より下から人の気配がしないのです。   怖くなった私は、隣の部屋にいる親戚の家族と、部屋に戻ってきている親の姿を確認しました。 確かに、みんないました。 いないのはばあちゃんたち。 (まさかばあちゃんが階段を駆け上がったりはしないし…)   怖い話が好きなくせにとんでもなく小心者の私は、母親の布団で母親と一緒に寝ました。 不思議なもので、母親の布団に入ってからはすぐに眠ることができました。 そして夜が明けました。 (昨日のはなんだったんだろう…) そう思いながらも、怖くて何も言い出せず、ついに帰る時間になってしまいました。 Kの親「Yが帰る前に集合写真撮るよー」 と、集合写真を撮ることになりました。 撮り終えて、私はすぐに帰りました。 ここからは、全て旅行の後の話になります。 旅行後、Kと妹の表情が暗かったので思い出話しを聞かせてと話を振ってみたのですが、私が帰ってから奇妙な出来事が起きたようなのです。 2日目の夜、寝室の窓の外に赤い服を着た女の子が見えたと口を揃えて言うのです。 二階で、ましてやあの離れにあるコテージに、そんな子がいるわけありません。 そして2日目に撮った集合写真を現像してみると、Kの叔母の足が無くなっているのです。 私には、それがまるで窓の外に見えた女の子が足を取ったように感じられました。 あの足音は、足を取る予兆のようなものだったのでしょうか。 そして親戚の一人で霊感の強いおばあちゃんがいるのです

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  • 若しくは朕
    オーガニック竹下
  • 一人称は、私か俺か、どちらかにしなよ。
    夢幻
  • こわかったです! やはり、おばあさんは何か知っていたのでしょうか?何もなくてよかったですね!
    武蔵
  • コメントありがとうございます。 幽霊さんも遊びたかったのでしょう。 心が痛いお話を投稿してしまい、申し訳ないです。
    えだまめ
  • 幽霊さんが話を聞いたのかな‼ 楽しそうな家族が羨ましかったんだと思います。少し可愛そうで心が痛いです。
    匿名
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