
長編
女の人
匿名 4日前
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ありませんでした。
記憶があるのは、Aがインターホンを鳴らした時でした。
それから、ドアを開け、Aにその事を話しました。
すると、「何と無く嫌な予感がしてたんだ。大丈夫?」
「うん…怖かったけど…大…丈夫」
そう答えてAを帰らせました。
Aは「私帰っちゃっていいの?」
と心配そうでしたが、これ以上心配もかけられないし、明日は旅行
早く寝た方がいいはず、そう思いかえってもらいました。
その日の夜は何ともなく、寝られました。
目が覚めて部屋を見渡し、何もない事を確認すると、昨日あった事は夢なんじゃないか、と思いました。
待ち合わせの場所で待って居ると、Aが来て、新幹線に乗りました。
泊まる旅館は、すっごく安いのに、すっごく綺麗な所だったので、「うわーこれは安い♪」
とさっさと決めたので得した気分で、
上機嫌なA、こんなAを見るのは初めてでした。
旅館は写真で見るより綺麗で
ますます上機嫌で観光したり、ショッピングしたり、
昨日の事なんて綺麗さっぱり忘れていました。
旅館にもどり温泉に入って、
一息ついた時、Aがソワソワし始めました。
「どうしたの?」
と話しかけると、Aは
「昨日の事さ一つ聞いていい?」
「うん…いいよ」
「咲蘭についてる霊って女の人だよね?」
「あぁそうだよ」
「そうだよね…」
Aは少し驚いた様に答えました。
そんな重い空気に私は耐えられるはずもなく、「よし!夕飯食べるよ!」
と言ってAと食堂(?)にいきました。
食べ終わり部屋に戻りました。
それから、テレビを見てすぐに布団には入りすぐに寝てしまいました。
寝てから、何時間か立った時、Aがうなされている声が聞こえました。
目を開けてAをみると、女の人が上に座って首をしめていました。
「A!」とっさに叫んでみると、その女の人はこっちに向きました。
その女の人は私が昨日見た女の人とは別の人でした。
その顔を見た瞬間、私は気絶してしまいました。
目が覚めてあたりをみるとAが寝息をたてて寝ているのが目に入りました。
ホッとしてとけいを見ると7時をまわっていて、Aを起こすそうとしてAの首を見ると手形が付いていました。
「ヒッ」と短い悲鳴を出すとAが突然、起き上がりました。
「咲蘭か…」
とホッとした声でAは言いました。
「A
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- 私も、家で、階段で、足音がしたり、ラップ音がしたりします。物好きの魔女