本当にあった怖い話

怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。

中編
逃げる理由
匿名
中編

逃げる理由

匿名
2013年7月14日
怖い 904
怖くない 612
chat_bubble 10
72,402 views

修学旅行で 肝試しが行われた。

メンバーは 男子2人女子2人の計4人。

全てはくじで行われた。

クラスの人数は27人。

一つのグループが3人となってしまう計算だった。

が、俺のグループは4人だった。

メンバーは、仲の良い高野に少し気になる女子の合川さん、そしてクラスで浮いてる女子の天野だった。

肝試しの場所は本物の墓地。

本物の霊を見てもおかしくも無い場所。

俺たちは順番待ちをしている時もドキドキしていた。

そして ついに順番がやって来た。

元々怖いものが苦手な俺は先頭を高野に任し、高野の後ろに俺と合川さん。

俺の後ろに天野がいた。

しばらく歩いていると墓地が見えた。

「ここに入るのかよ~」と俺たちは足を止めた。

墓地にはかなり気味の悪い霧が立ち、静寂に包まれた森の中にあった。

意を決してみんなで足を進める。

墓地の中に入った。

こんな場所に仕掛け人がいるのかよと思うくらい怖かった。

が、進んでいると明らかに笑いを狙ったような霊や、変装した先生が出てきた。

怖いと言うよりも面白かったので、気が付いた頃には緊張感も和らぎ、墓地の中も少しは慣れてきた。

しばらくすると、ようやく墓地の出口が見えてきた。

「あんまり怖くなかったな~」

笑いながら言い、俺の顔を見た高野は突然。

「うぁぁぁああああ!!!!」

俺たちをおいて叫びながら一人で逃げる。

俺たちも訳も分からずに高野の後を追う。

ここで走りながら後ろを見たのか、合川さんが俺に「やばい!後ろっ」。

それを聞いた俺と天野は、反射的に後ろを見た。

一瞬しか振り返ってないので、“それ”を確認することが出来なかった。

ひたすら走っていると、ゴール付近で息を切らしてしゃがみ込んでいる高野が見えた。

高野の周りには、既にゴールしたクラスメイトが高野の周りに集まっていた。

俺たちが「お~い!」と手を振ると、高野もその場にいたクラスメイトも悲鳴を上げ逃げ出した。

何で逃げるんだよ!

そう口にしたかった俺だが、疲れに圧倒され声が出なかった。

足を止めて休憩しようにも、後ろから迫ってくる“それ”が怖く、

俺と合川さんと天野は、息を切らしながらも必死に逃げる。

訳も分からない道を走っていると、俺たちの宿舎が見えてきた。

先に逃げるみんなが宿舎の中に入る。

宿舎の入り口のドアを高野が閉めようとする。

「待って!待ってよ!」

泣きながら合川が叫ぶ。

「早くしろ!やばい!」

高野が今にも閉めようとする体勢で俺たちに叫ぶ。

何とか俺たちは宿舎の中へ入った。

急いでドアを閉める高野。

1 / 2

後日談:

後日談はまだありません。

この怖い話はどうでしたか?

f X LINE

chat_bubble コメント(10件)

コメントはまだありません。

0/500

利用規約をよく読んで、同意の上でコメントしてください。

・連続コメントは禁止しておりますが、新規登録・ログインすることで、連続コメントも可能となります。

お客様の端末情報

IP:::ffff:172.30.1.71

端末:Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)

※ 不適切な投稿の抑止・対応のために記録される場合があります。

label 話題のタグ

search

【参加型】投稿企画・タイアップ企画

  • 禍禍女
  • 心霊スポット
  • 意味怖

一息で読める短い怪談

読み込み中...

じっくり染み込む中編怪談

読み込み中...

深夜に読むと戻れなくなる長編怪談

読み込み中...
chat_bubble 10