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中編
林間学校での出来事
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林間学校での出来事

2024年7月18日
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小学5年生のとき、林間学校があった。

とある山奥の「青少年自然の家」という施設の敷地内にあるバンガローにみんなで一泊するというもので、夜は飯盒炊飯でカレーを作り、キャンプファイヤーをやって、その後はお決まりの肝試し大会が開かれた。

ひとしきり行事を終え、各グループ6名ずつに分かれて、それぞれのバンガローで寝る時間となった。

俺たちのグループでは当然すぐに寝る者など誰もおらず、お決まりの好きな人は誰だとか、馬鹿話をして盛り上がっていた。

そうして夜が更けていき、22時頃だったと思う。周囲のバンガローも徐々に静まり返り、大体どのグループも眠っているような気配が漂う中、うちのグループの一人が怖い話をし始めた。

「ここの青少年自然の家の噂、知ってるか?」

それは当然みんな知っていた。

数年前に起きた連続幼女誘拐殺害事件。そのうちの被害者の一人の遺体の一部が、ここのすぐ裏の山で発見されたというものだった。

それが事実だったのかは分からないが、当時は林間学校の前からその噂でクラス中が持ちきりだった。

その話をし始めた友人が、最後に言った。

「俺、昼間にこのバンガローの裏の森をみたらさ、石の上に人の血みたいなのがあったの見たんだよ」

半信半疑の俺たちを見て、彼はさらに続けた。

「今から見に行こうぜ」

正直怖かったけど、バンガローの全員がその気になっていたし、ノリが悪いとも思われたくなかったので、俺も見に行くことに了承し、先生が見回りに来ていないのを確認してから、俺たちは肝試しで使った懐中電灯を持って静かにバンガローから出て行った。

夜の森は真っ暗で、とても静かで、かなり不気味だった。

みんなでヒソヒソ「こえ~」とか言いながら、バンガローの裏手に回った。

先ほどの友人が先頭に立って山の中に少し入り、とある場所をライトで照らした。

「ここ、この石の上。ここに血みたいな赤いのがべちゃってついてたんだけど・・・」

そう言いながら彼が振り返った瞬間、彼の後ろの山の中に、ぼうっとうっすら白い塊が浮かび上がったかと思うと、人の胴体ほどの大きさのその塊がゆらゆらと左右に揺れ、やがてふっと消えた。その山で発見されたのは、バラバラにされた幼女の胴体部分だという噂だった。

俺たちは悲鳴を上げて一目散にバンガローに逃げ帰り、何事かと飛んできた先生にこっぴどく叱られる羽目になった。

後日。

林間学校で撮った写真が廊下に貼り出された。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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