
長編
絶対行ってはいけない小島
匿名 5日前
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で普通の姿だった男の子が、しゃべった内容に変化していきます。
足が痛いと言うと足が血まみれに・・・
頭が痛いと言うと顔が血まみれに・・・
お腹がすいたと言うとガリガリに痩せて・・・
喉が渇いたと言うと老人のように変化しました・・・
・・・ヤバイ絶対ヤバイ神様ーナンマイダーなどと唱えると、ブチッと音がして自由になりました。
転げるように海に入ると、普段とは違いどんどんどんどん海底に沈んで行きます。
と言うより、引き込まれる感じです。何よこれーっ。
海って言うのは、黙ってても浮くんですよ、普段は。実際、浮くよりは潜る方が大変なのに・・・
結局、海底まで引き込まれました。
すると、そこには小さな洞穴みたいなものがあり、そこに水中眼鏡をした骨の遺体がありました。
恐らくさっき見た少年だなと、直感で分かりました。
そして少し悲しい気持ちになったとたん、ふぅーと吸い込まれる力が弱まり、浮き始めました。
水面まで出ると冷静さを取り戻し、岸まで泳いで帰りました。
岸に着いてからは、あの小島で採ったアワビとサザエを買い取り業者に置いて、
すぐ警察に遺体を発見した事を届け出ました。
そしてまた業者に戻ると人が集まってきて、「凄いね~今日は大漁じゃん」などともてはやされました。
そして受け取った金額は、自分でもビックリするほどの額でした。
なんか嬉しいやら悲しいやら、複雑な気持ちで帰路につくきました。
そしてその夜、『あの小島に行ってはいけないよ』と教えてくれたおばさんが来ました。
あがってもらいお茶を出すと、おばさんはこう言いました。
「あんた、あの小島にいったんだって。まったく、あんなに行っちゃいけないって言ったのに、
まぁ無事に帰ってきたからいいけどさ・・・
ところで、遺体を発見したのは聞いたけど、他に何か見なかったかい?」
私は経験した事を全て話しました。
すると、「やっぱりかい・・・」と言いました。
そして、おばさんが話してくれた話はこうです。
終戦後のある夏、男の子3人が海水浴をしていました。
波が高かったせいか男の子達は流されて、あの小島に辿り着いたのです。
しかし、波が高いせいで、なかなか救助の船を出せません。
そして、小島を飲み込む程の波が来て、男の子3人はまた海に・・・
それを見かねた1人の漁師が船を出しました。
漁師は男の子を1人助け2人助け、3人目を助けようとした時
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(14件)
- 皆んなの遺体既に見つかってたんですよね?海底の遺体は誰?名無し
- 読んだことあるまい
- 誰も事故現場に供養に行かないから 上がらないって話?イリミナ
- むっちゃええ話~☺わーい
- 遺体が既に全員見つかってた件やまちゃん
- 怖いというか、悲しくて切ないお話でしたね。お線香あげられてよかったです。南伝感電
- 30cmの鮑て存在するんですか?匿名希望
- 怖い〜 私はてっきりこのおばあさんがやったのかとww♡
- めでたし〜オカルト好き
- 男の子3人と漁師の遺体が見つかり・・・ 見つけてほしいのはどの男の子?