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中編
神様を創ろうと思った話
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神様を創ろうと思った話

2019年3月24日
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先に宣言しておくと、この話は怖くない。

実話で怖いってあまりないんじゃないかと思うし、私の文章が下手なせいもある。

それでも投稿するのは、これは『彼女』に対する供養と怪談を語る事への忠告のつもりだからだ。

「怪談にしろ、なんにしろ、そうしたモノを創るって事は良くないモノを呼ぶ」そうだ。

結局私が言いたいのはそれだけで、創ろうとしたお馬鹿さんの経験談を聞いて欲しいだけの事。

暇を持て余していたある日『冒涜的な遊び』を思いついた。

「ワタシガカンガエタサイキョウノゴリョウサマ」をこの世に爆誕させるという遊び。

今思うと馬鹿らしいが、何故か当人は真剣だった。

「創造」というよりは「信仰が消えて無くなった神様」という架空の存在の「設定」を考えるというのに近いかな。

TRPGのキャラクターシートを埋める様な感覚。

私は水を得た魚の如く、そのキャラクターシートを埋める行為に没頭した。

神様の名前は?

どうしてこの神様は、神様になったのか?

何故、この神様に関する信仰は無くなったのか?

どんな儀式をいつ行うのか?

誰が中心になるのか?

その中心となる人はどういう名前か?

他の役割は?

その役割はどのように受け継がれていくのか?

儀式の内容は?

そりゃあもう、楽しかった。

私の手で一つの怪談が、しかもとんでもなく冒涜的な内容の怪談が作られていくんだから。

しかも御霊だ。

恨みを持って怨念を抱く、神様。

それをもう一度、この手で掘り起こすんだから。

さて、楽しい事を共有したいと言うのは人の性だと思う。

私は、誰かにこの素晴らしい遊びを共有しようと思った。一人で考えるよりもっといいアイデアが出るかもしれないしね。

でもそれを共有した人はきっぱりと断言した。

「今すぐ、その遊びを止めて下さい」

「そうしたモノを創るという事はあまり良くないモノを呼ぶんです」

「貴方は人より感受性が強い、だから、止めなさい」

私は仕方がないのでやめる事にした。

所詮遊びだったし、『その人』がそういうなら致し方無い。

私は私が考えた「最強の御霊様」のキャラクターシートを破いて、彼女の顔を描き始めたスケッチブックも破いて、

燃えるゴミに出した。

名前と顔が出来れば『彼女』は完成したのに。

いや『完成』したからってどうなる事もないと思うけど、無性に私は今、彼女を『流した』事を後悔している。

愛着が沸いたのかもしれないし、それこそ何かを「呼びかけてた」のかもしれない。

まあ、すべては闇の中なんだけど。

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後日談:

  • 前回投稿してみたけど読みにくいという意見があったので再度投稿し直すことにした。 前の分は削除したので被る事はないはず。
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はじめまして、よろしくお願いします。

投稿数 1
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