
長編
私達と一緒にいる②
匿名 3日前
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張って麻痺した感じ。
体が勝手にクネクネと動く。
右手は強張り腕がグイグイと上がっていく。
左手も同様に強張り、腕は下に伸びていく。
誰か私の足をまた引張ているようだ。
ベッドから這いずり下ろすつもり?
必死で抵抗する。
そしてずっと心の中で神に祈りを唱える。
でも唱えれば唱える程体が締め付けられるようにベッドにのめり込む。
とたんに金縛りが解けた。
自分の体はさっきと同じ、ニグラちゃんの隣で毛布に包まっていた。
何も変わらない。
前に足を引っ張られた右足にアザが出来ていたのを思い出して、自分の体を確認してみる。
何もアザはない。
大丈夫だ・・
きっと怖いと思っていたから金縛りになっちゃったんだ。
自分の中ではそうではないと思っていたが頭の中で自分にそう言い聞かした。
ー 翌朝 ー
ノッポちゃん「あーよく寝た!
やっぱ私ちゃんの部屋はいつ着ても寝心地いいや〜広いもんね〜」
私の部屋は他の寮と違って、部屋にキッチンがある。
他の寮はシェアハウスみたいになっていて、大きなキッチンが1つあるだけ。
ノッポちゃんとニグラちゃんの寮がそうだ。
(2人は同じ寮に住んでいる)
でもキッチンをシェア出来る方が一体感あって楽しいし、怖いと思う事も少ないだろうに・・
今この瞬間初めてこの寮にした事を後悔した。
私「ねぇ、これからさぁ、私の部屋に泊まりに着てもらえる?」
ノッポちゃん「・・やっぱり怖いよね。私も怖くてまだニグラちゃんの部屋で寝てるの。ボインちゃんもニグラちゃんの部屋でよく寝てるよ。でも3人だときついんだよね。狭いし。私はいいよ!私ちゃんのところで寝る!」
笑顔でOKしてくれた。
ボインちゃん「・・私ちゃん、その太ももにあるアザはどうしたの?」
ボインちゃんがまだ眠たそうな顔で私の太ももを見ていた。
ボインちゃんの目線の先を見ると、私の左の太ももに大きな茶色いアザが出来ていた。
他にもないか確認してみるが、どうやら左の太ももだけみたいだ。
ノッポちゃん「その右足首も・・」
私「あ・・これね・・」
ニグラちゃんも体を起こした。
ニグラちゃん「私昨日金縛りになっちゃった。すげー怖かった!私ちゃんの手を握ろうとしたんだけど動かなかったわ。」
え・・
もうやばい・・
怖くなって私は誰かに足を引っ張られた事、昨夜私も金縛りにあ
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