
長編
絶望の世界(上篇
匿名 2018年10月8日
chat_bubble 14
84,350 views
ジが来ました。
「うん。」「いつ会うの?」「明日だよ。」「明日!?もうすぐじゃん!で、で、何処で会うの?」
適当に会話した後、「じゃ、頑張ってね!」と励ましの言葉をもらいました。「うん、頑張る!」
そう、明日。「タケシ」さんと会います。会ったらどんな話をすればいいんでしょうか。
言うべき事は決まってる。問題なのはどう切り出すか、です。「タケシ」さんはどんな顔するかな。
「sakky、明日待ってるから!」「心配しないで。でも本当にいいの?会ったらショック受けるかもしれないよ。」
「大丈夫!俺はsakkyのこと良く知ってるから。sakkyがどんな人でも俺は絶対裏切ったりしない!」
「信じていい?」「もちろん!」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・信じよう。ここまで来たら信じる他ない。
うまくいけば味方ができるんだし。ダメなら、素直に謝るしかないかな。いや、「タケシ」さんは裏切らないはず。
信じていいんだよね?
3月19日(金) 雨
今日は「タケシ」さんと会う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・予定でした。
早く待ち合わせの場所に行こうとしたんですが、途中でちょっとした知り合いに会って話し込んでしまいました。
気づいた時にはもう待ち合わせ時間を過ぎてました。急いで会話を終わらせて待ち合わせ場所に行きました。
・・・・・・・・「タケシ」さんらしき人はいませんでした。誰かを待ってる様に見える人は一人もいません。
絶え間ない人の流れを見つめながら、僕は必死に「タケシ」さんの姿を見つけだそうとしました。
「タケシ」さんは僕の姿を見てもsakkyと気づくわけがないんだ。僕から見つけなきゃいけないのに・・・・・・・・・。
結局それらしき人は見あたらず、沈んだ気持ちのまま帰路につきました。
「タケシ」さんになんて言い訳をしようか・・・・・。今日はもうネットを繋げる気にはなれません。
もう寝ます。
3月20日(土) 雨
気まずいけど話さないわけには行かない。思い切ってネットを繋げてみました。
「タケシ」さんも繋いでます。「昨日はごめんなさい。」とメッセージを送っておきました。
「いいよいいよ。気にしてないから。とりあえずお話はできたしね。」・・・・・・・・・・・・・・・・「・・・・・・・・・・え?」
「なんか突然話切り上げて行っちゃうんだもん。もっと話したかったのにな。」・・・・・・・・・・・「それって・・・。」
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(14件)
- (*´Д`#)|誰でしょう?
- すごリアルであったらヤバいあと誰でしょうさんそういうのやめなよ野獣先輩
- すごリアルであったらヤバいあと誰でしょうさんそういうのやめなよ野獣先輩
- ^^^^^^今までの霊こいつだろ(°◇°)誰でしょう?
- (=^x^=)<=犯人(=^x^=)<_______ |なぜバレた!|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄誰でしょう?
- なかなか怖い誰でしょう?
- だいぶ長い 風間トオルは大丈夫か?誰でしょう?
- OPDG OPDG OPDG誰でしょう?
- ここ最近読んだ中でマジで面白い 本屋に出したら売れそうなレベル 読みやすすぎてで読みふけってしまった… ヒトコワって感じで久しぶりに背筋がゾワッと凍ったポケモナー
- 先生が、犯罪者じゃないですか・・・ミノムシ