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長編

絶望の世界(上篇

匿名 2018年10月8日
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て潰れました。 渡部さんと荒木さんがやってきて何かを探してます。「私達のハムちゃん知らない?」と聞いてきました。 僕が「ハムちゃんて何?」と聞き返すと、渡部さんがニヤリと笑って荒木さんをつつきました。 荒木さんが「生まれたてのハムスター。最近飼い始めたの。」と説明してくれました。 足の裏から嫌な感触が全身を覆います。ゆっくり上履きを脱ぐと、そこには、血と、肉の塊が。 それから先は良く覚えてません。あの二人に何か言われた気もするけど、頭の中は真っ白でした。 お腹が疼きます。 1月17日(日) 晴れ 僕の中の虫が「やれ。」と命令してきました。ヤツはもう完全に僕を喰ってしまったようです。 僕は準備を整え、明日に備えました。明日から世界が変わります。待ちに待ったお仕置きタイムです。 今までのイジメを思い出すと、震えるほど楽しくなってきます。準備は万端です。 士気を高めに早紀に会いに行きました。まだ寝たきり状態ですが心の中では応援してくれてるでしょう。 いよいよです。 第十一週 「逆転」 1月18日(月) 曇り 僕の下駄箱に「ハムちゃんの墓」と書いた紙が貼ってありました。かわいらしくレタリングされてます。 上履きの中には腐りかけたハムちゃんの残骸が入ってましたが、手でつかんでゴミ箱に捨てました。 教室に入ると都合良く荒木さんは独りで座ってました。僕は彼女の前に立ち、アレをちらつかせました。 荒木さんは目を丸くして僕を見上げました。かすれた声で「なんでそれを・・・・。」と呟いてます。 僕が耳元で「奥田のようになりたい?」と囁いてやると、青ざめた顔でプルプル震えてました。 どうしてやろうか。 1月19日(火) 晴れ 体育の時間、教室に戻ってきた荒木さんが何か捜してました。 焦ってる様子なので「何か捜しモノ?」と聞くと、荒木さんは「鞄が無いの・・・・。」と答えました。 僕は親切に捜しモノの場所を教えてあげました。「それならさっきトイレで見たよ。男子の方で。」 荒木さんは顔を真っ赤にしながら男子トイレに駆け込んでました。後ろで男子があっけにとられてます。 水道で鞄を洗ってましたが臭いだけは取れなかったようです。筆箱も、ノートも、僕の席まで臭ってます。 爽快です。 1月20日(水) 曇り 昼休み、荒木さんがお弁当を食べようとすると、そこには白いドロドロした液体がかかってました。 荒木さんはびっくりして僕を見

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  • (*´Д`#)|
    誰でしょう?
  • すごリアルであったらヤバいあと誰でしょうさんそういうのやめなよ
    野獣先輩
  • すごリアルであったらヤバいあと誰でしょうさんそういうのやめなよ
    野獣先輩
  • ^^^^^^今までの霊こいつだろ(°◇°)
    誰でしょう?
  • (=^x^=)<=犯人(=^x^=)<_______ |なぜバレた!|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    誰でしょう?
  • なかなか怖い
    誰でしょう?
  • だいぶ長い 風間トオルは大丈夫か?
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  • OPDG OPDG OPDG
    誰でしょう?
  • ここ最近読んだ中でマジで面白い 本屋に出したら売れそうなレベル 読みやすすぎてで読みふけってしまった… ヒトコワって感じで久しぶりに背筋がゾワッと凍った
    ポケモナー
  • 先生が、犯罪者じゃないですか・・・
    ミノムシ
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