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長編

加茂前ゆきちゃん行方不明事件

匿名 7時間前
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言電話が頻繁にくるようになった。  事件から3年後、「加茂前秀行様」という間違った宛名(実際は芳行さん)で、一家に怪文書が届く。非常に不気味な文書だったが、詳しい内容はよくわからなかった。    それからしばらくして、一家にもう1通の手紙が届けられた。ダウジング(※)ができるという人物からの捜査協力の申し出である。福岡県に住む「緒方達生」というこの差出人は、ゆきちゃんはすでに亡くなっていると言い、ゆきちゃんの霊の協力の元、捜査をするという。さらに3日後、この人物は「ゆきちゃんの霊を邪魔する別の霊が現れ、捜査に協力することができなくなった」と書いてきた。以来、不審な手紙はない。  2003年10月、一家に不審な電話がかかる。若い男の声で自分の体格や髪型などの特徴を述べた。この中で「自分の髪型はパンチパーマ」という発言があったのだが、パンチパーマの男というのは失踪当時の目撃情報で出てきた白いライトバンの運転手の特徴だった。この特徴というのは関係者にしか知らされていなかった。  事件から10年以上がたち、今だにゆきちゃん発見につながる有力な情報は届けられていない。 ■怪文書 怪文書は3枚から成り、紙に鉛筆書きの上からボールペンでなぞってある。 加茂前ゆきちゃん失踪事件後に送られてきた怪文書 漢字、ひらがな、カタカナまじりの文字と暗喩により構成された不気味な文章が特徴である。 以下は怪文書の全文。 ミゆキサンにツイテ  ミユキ カアイソウ カアイソウ  おっカアモカアイソウ お父もカアイソウ  コンナコとヲシタノハ トミダノ股割レ  トオモイマス  股ワレハ 富田デ生レテ 学こうヲデテ  シュンガノオモテノハンタイノ、パーラポウ  ニツトめた  イつノ日か世帯ヲ持チ、ナンネンカシテ  裏口ニ立ツヨウニナッタ  イまハー ケータショーノチカクデ  四ツアシヲアヤツツテイル  ツギニ  スズカケのケヲ蹴落シテ、荷の向側のトコロ  アヤメ一ッパイノ部ヤデ コーヒーヲ飲ミナ  ガラ、ユキチヲニギラセタ、ニギッタノハ   アサヤントオもう。  ヒル間カラ テルホニハイッテ 股を大きく  ワッテ 家ノ裏口ヲ忘レテ シガミツイタ。  モウ股割レハ人ヲコえて、一匹のメス   にナッテイタ。  感激ノアマリアサヤンノイフトオリニ動い   タ。ソレガ大きな事件トハシラズニ、又カム  チ

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  • 犯人は地獄へ行って帰ってこないでください
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