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短編
女のような河童
匿名
女のような河童
短編

女のような河童

匿名
2014年8月22日
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私の母の故郷ではある言い伝えがあった。

十年に一回のお盆の日に、川遊びをすれば「かっぱの神」が怒り、体の一部をひきちぎられるのだという。

母がまだ十歳の時。

十年に一度のお盆の日の事だった。

当時母の友達だったサトシ(仮名)くんがその言い伝えを面白がり一人で川に遊びに行ってしまった。

母と他の友達は必死にサトシくんを止めたそうだが、当の本人は言う事を全て無視し、

「大丈夫やって。ちょいと行って来るだけやけん。」

と言い残し行ったのだという。

しかしサトシくんが帰って来る事は二度となかった。

ー日後、サトシくんは遺体となって川に流されていた。

その時、サトシくんの右腕は切断されておりまるで誰かがひきちぎったようだったそう。

村の住人は皆

「河童様の祟りだ」

と口々に言って、以来その川で遊ぶことはならんと言われたそうだ。

しかし、サトシくんの突然の死に納得出来なかった母を含め五人はサトシくんの死の原因を探るためお盆の最終日にその川を訪れたそうだ。

夕方で辺りもだんだん暗くなっていた。

皆ばらばらになって川の辺りを模索していた頃。

突然友達の一人のA子ちゃんの

「ぎゃあぁぁぁぁぁ!!!来るなぁ!」

という声が聞こえた。

慌てて駆けつけてみれば、そこには髪の長い真っ赤なワンピースを着た女にA子ちゃんが足をひきずられていた。

それを見た母達は必死で女からA子ちゃんを引き離した。

幸いA子ちゃんは軽傷で済み、母たちもそれからその川に近づく事は無かった。

時は経ち十年後、二十歳となった母は東京に上京するためタクシーに乗っていた。

そしてふと川を見つめていた。

すると、赤い服を着たあの女がニィと笑って

「こっちにおいで」

と言って母に手招きをしていた。

丁度十年に一度のお盆の日だったそうな。

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