
長編
とあるホテルでの出来事
匿名 3日前
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者で、客だろうと上司だろうとタメ口で話し、態度がものすごく大きかった。
私が一日中遊歩道の作業をしてクタクタになってる時に、「暑いのによくやるよね〜 おつおつわろり〜ん」とぬかしたうんこたれだ。
どうもこいつが中心になって好き放題やっているようだった。
「うちはオーナーとは昔からの知り合いだから」を連呼しているとは思っていたが、スタッフの中ではオーナーの愛人として有名だったらしい。
そのバトルから数日後、忘れようもない事件が起こった。
Fがキックボードでサスケに突っ込んで死なせやがったのだ。
遊歩道を作った際、鶏たちに危険がないよう、柵とネットで歩道とは大きく距離をとって、鶏のスペースを十分に確保した鶏お散歩コースを作っていた。
なのにわざわざFは柵とネットを越え、キックボードを持ち込んで鶏の群れに突っ込んでいったという。
「懐いてるとはいえ避けると思った」とぬかし、謝罪の言葉は一言も無かった。
サスケは本当に人懐っこくて、呼ぶと独特な鳴き声で返事をしてくれた。
柵の向こうから来る人間にそこまで警戒していなかったのだろう。
Bは「ここはマクロビ食だしグランピングでしか鶏肉は出せないねぇ〜」と笑いながら言ったので、私は「お前らが人語を理解できないのは知っていたが、ここまでクズなのか!!」と怒鳴り散らしてしまった。
BとFは黙った後、「うざっ」と言ってどこかへ消えていった。
その後オーナーに許可を得て、Aとおいおい泣きながらサスケを敷地の端に埋め、今後ここでやっていけるのだろうかと二人で落ち込みながら、仕事終わりに私の家で酒を飲み、寝落ちした。
サスケの件から数日後、Aが「ネットで人を呪う方法を見つけてきた!」と休憩中にはしゃぎながら走ってきた。
またベタな… と思いつつも話を聞くと、呪いたい相手の髪の毛さえあれば叶うとのことだった。
そんな方法なら世界中の人間が呪われるだろと笑ったが、A曰く呪う側の気持ちが大事だと。
強く相手を憎めば憎むほど、呪いの力は大きくなり、効果も目に見えて分かると。
アホくさと思ったが、メンテスタッフが足りない時に大浴場の掃除をしたことがあり、そこで排水口にごっそり髪の毛が溜まってたので捨てたのを思い出した。
Bたちも客室を利用する時に大浴場を使ってたから、排水口の髪の毛使ったら?と軽い気持ちで伝えた。
Aは目を輝かせながら、それだ!と言ってナイスアイデアだと喜んでた。
でもB
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chat_bubble コメント(6件)
- 名前を呼んだらやってきたサスケ、、本当に賢くて可愛かったんだろうなあ、、おわ
- 名前を呼んだらやってきたサスケ、、本当に賢くて可愛かったんだろうなあ、、おわ
- 名前を呼んだらやってきたサスケ、、本当に賢くて可愛かったんだろうなあ、、おわ
- サスケ可哀想まうまう
- こんばんは菊池渓太
- Fのその後が気になるなー。 生きてるのかなぁ。匿名