
長編
とあるホテルでの出来事
匿名 2日前
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、給与も変わらないから、殆どのスタッフは嫌になりごっそり辞めてしまった。
大幅にスタッフが変わったのは、これが理由。
私は敷地の作業が好きだし、何より一人で黙々と作業できるから、辞めずに残った。
残った理由としてあと一つ、鶏の飼育も敷地スタッフの仕事だったのだが、とにかくみんな可愛くて、特にサスケという鶏はびっくりするくらい頭が良く、鶏とは思えないくらい愛嬌があり、名前を呼べば駆け足で寄ってきてくれて本当に愛らしかった。
敷地スタッフは私以外みんな辞めてしまったので、とにかくこの鶏達は自分が守らなければ!という使命感があった。
元のスタッフは半数以下になってしまったが、私と同時期に入ったAという奴がいて、Aは客室等のメンテナンススタッフだった。
掃除、洗濯、ベットメイク、夜勤、その他雑用、もちろんグランピングの作業もメンテスタッフの仕事に含まれる。
Aも辞めるかどうかかなり悩んでいたが、サスケが可愛いのと、鶏舎の状態が悪化することを危惧して辞めずに残ってくれた。
これが前置き。
長くてごめんなさい。
新しいスタッフは、若い女性が殆どだった。
敷地スタッフは、力仕事が多いので男性スタッフも数名いたが、私含めほぼほぼ会話が苦手なコミュ障ばかりだった。
全体数として、フロントスタッフ三人・メンテナンススタッフ五人・敷地スタッフ私含め五人・動物専属スタッフ四人・厨房スタッフ五人・夜勤専属スタッフ二人・経理等、業務処理スタッフ五人・そして謎枠スタッフ四人(以下B・C・D・E)。
心配しかなかったが、とにかく日々の仕事をこなすので精一杯で、あっという間に日々が過ぎていった。
そして新体制になってから数ヶ月後、閑散期に入り、やっと一息つけると思ったら、また新たな悩みの種が増えた。
B・C・D・Eとその友人(以下F)とやらが、なんと客室とグランピングを好き放題利用して、その片付けをメンテスタッフにやらせるというあたおか案件が発生したのだ。
当然のように利用料金は支払わず、食材なんかも経費でおとしていた。
もちろんAは激怒、他のメンテスタッフも抗議したが、「オーナーが使って良いって言ってたもん」と聞く耳持たず。
利用するにしても、片付けは自分たちでやれと言い争いになったが、「自分たちは友人を招待してもてなしている」「オーナーも快諾している」と言って、解決どころかどんどんヒートアップしていった。
このBという女はかなり曲
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chat_bubble コメント(6件)
- 名前を呼んだらやってきたサスケ、、本当に賢くて可愛かったんだろうなあ、、おわ
- 名前を呼んだらやってきたサスケ、、本当に賢くて可愛かったんだろうなあ、、おわ
- 名前を呼んだらやってきたサスケ、、本当に賢くて可愛かったんだろうなあ、、おわ
- サスケ可哀想まうまう
- こんばんは菊池渓太
- Fのその後が気になるなー。 生きてるのかなぁ。匿名