
長編
肝試し
匿名 4日前
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反対を押し切りPLホテルへ行くことになりました。
海から近くにあったPLホテルへはすぐにつきました。この時時刻は午前1時。
そして車を停めていざ出発しようとすると、
カナ「絶対行きたくない!」
カオリ「私たち、車にいるから早くいって来て」
と言われビビらせたかったのに、
と思いつつ女2人を置いて私、タカシ、シンスケの3人でホテル内へと向かいました。
そして、中へ入ると、
私「何か時間も時間だし、前来た時より不気味。」
タカシ「お?ビビるか?」
私「うるさい。ほら行くよ。」
タカシ「よーし。」
シンスケ「…」
こうしてしばらくロビーや廊下、各々の部屋を歩いてると、最初は、元気だったタカシも疲れたのか次第に静かになり、
足音しか聞こえなかった為、徐々に不気味になってきました。
そしてふと、2人の顔を見ると、
タカシは眠そうな顔をしてました。
緊張感ねーなおい。と思いました。
一方ここまでほとんど会話に入ってこなかったシンスケを見てびっくり。
顔を青くして冷や汗ダラダラたらして今にも泣きそうで仕方ない様子でした。
私「シンスケ、どーした?」
タカシ「あ?え!?!?シンスケ?」
タカシも流石に目を覚ましました。
シンスケ「お前ら最初から気づいとらんと?」
私 タカシ「???」
シンスケ「俺らの後ろの方からずっと誰か喋りかけてきよるじゃん。」
今にも泣きそうな声で言われ結構ビビりましたが、
私「ごめん、何も聞こえん…」
タカシ「俺もわからんw」
シンスケ「嘘だろ???俺に話しかけてるの?俺、殺されるの?」
シンスケが徐々に取り乱しはじめた為、
これ以上先に行くのは危険だと思い、車に戻ることにしました。
その戻っている道中もシンスケは、
シンスケ「やめてやめてやめてやめて」
と、ずっと言っていた為、
タカシ「なんも聞こえんって!」
タカシが、怖いのもあってか苛立ち始めました。
私「大丈夫!すぐ戻れるから!」
私は、シンスケの背中をさすりながら、励まし、何とか車に戻りました。
車に戻るとカオリは寝ていました。
私「呑気なやつ…」
タカシ「本当に…」
シンスケ「早く出よう」
私「そーだね、シンスケ明日お祓い行くか?」
シンスケ「うん…」
そんな会話を車に戻りしていたら突然、
カナ「ねー?まだ行かないの?いこーよ。」
シンスケ 私 タカシ「は?」
あんな
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- 肝試しの話って戦争映画に似てると思っています。戦争映画=当たり前のように人がシぬ=簡単に泣ける映画になる。肝試しの話=当たり前のように幽霊が出る=簡単に怖い話になる。色んな意味で期待を裏切らないですね。