よくある話でしょうが、私の実体験です。 私が新婚時代のことです。 そのとき住んでいたのは2部屋しかない、ちょっと古いアパートで、リビングの掃き出し窓の向こうに、すこし勾配のある広くはない敷地がありました。 ある日中、私はリビングで掃き出し窓に背をむけて横になっていました。 すると、背中側のその窓の外から、「おーい」 「おーい、こっちだ、こっち」という、年配の男性の声が聞こえてきました。