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短編
お母さんじゃない
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お母さんじゃない

2018年1月21日
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幼稚園の頃。私は現在の県にいる前は山形に住んでいまして、5歳の後半位に引っ越してきました。山形は良い所でした。初恋も山形で、勿論今は、そんな幼い時期もあったなあ位の感じです。

初恋談はさておき。6歳の、夏休み前だったかな。母は専業主婦なので、いつでも家にいます。父はたまに出張がありますが、大体は夕食も一緒です。パパママっ子で、反抗期もなかったです。

それは、父が出張の時でした。その日の夜は偶々母と一緒に寝ました。母の布団は部屋側で、左も前も襖があります。左はパソコン&机がある部屋で、前は台所につながる所です。横に棚を置いていて、その上に電話も置いていました。いつもは前の襖を閉めて寝るのですが、その日は開けて寝てしまいました。

夜は毎日9時半に寝ます。一緒に布団に入って、いつの間にか眠っていました。

ふと、目が覚めます。目を開けると、開いた襖の少し後ろで、横を向いた髪が肩より少し長い女性が立っている。

ああ、ママは何してるんだろう。隣を見ました。

あれ? ママいる。

どう見ても、隣では母が寝ている。だけどどう見ても、前には横を向いた女性がいる。

…あれは、だれだろう。そう思った途端、怖くなりました。

不思議で、怖くて、私はじっと女性を見ていました。よく見ると髪の長さは同じくらいですが、ボサボサですし、前髪が覆って目も見えません。間違いなく、母ではありませんでした。

長いように感じましたが、実際はほんの数分でしょう。幼いながらの好奇心でした。

ふと。

まずい。

顔が動き出す。少しずつ、こっちに顔を向けようとしている。

もし、目が合ったら。

急いで布団をかぶり、ぎゅっと目を閉じて、早く寝なくちゃと必死で自分に言い聞かせました。

朝。

いつの間にか寝ていたようです。開いた襖はそのままでしたが、女性はもういません。

睡眠が浅いとき、人間は幻覚を見やすいものだということは知っています。

しかし、あれはあまりにもリアルだった。

今でも思います。あの時、目が合ってなくて良かった。

それからしばらくは、襖を開けて寝られませんでした。

読んで下さり、ありがとうございました。あっさりと怖く読めてもらえたら嬉しいです。

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後日談:

  •  すいません、くろねこのクロネコです。表記を間違えちゃいまして、「名前も知らないおばあちゃん」のくろねこです。  家の台所らへんがたまに霊道になるらしく、両親も多く体験済み。ずっと後に体験の話をしたら、「ああ、あれね」と普通に言われたので、ガチめに怖かったです。寝室でたまに足元うろついてたそうです。以上でした。
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はじめまして、よろしくお願いします。

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