
中編
詐欺師2
匿名 2日前
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ネット通販の健康に関する商品の不愉快な広告。
通販の広告には矛盾があって
①「○○部門1位」を複数受賞し○冠達成と書かれているが、同部門のランキングを見ると当該商品が1位でないことは勿論、上位ランキングにも入っていない。過去の時点では1位だったという言い訳もできるかも知れないが、それなら今でも上位ランキングに入らないのはおかしい。
②そもそも薬は、自身の健康状態や用途によって使い分けるものであって、○○部門1位などと競うものではない。仮に売り上げ1位の薬であっても自分に合うかは別の問題だ。
もし医師の診察や薬局の調合で、「売り上げ1位の薬をください」なんて言ったら噴飯ものだ。
③従来の薬になかった程の効果のある薬なら重大な副作用がある薬の可能性もある。
例えば、体脂肪を減らす薬はあっても健康な人が「痩せたいから」などという安易な理由で処方されることはない。必要以上に脂肪を分解すると健康を害するおそれがあるからだ。処方箋もなく今までにない大きな効果のある薬が手に入ってしまえば違法な薬を入手したとして処罰される可能性もある。そんな効果はない詐欺の薬に騙されるだけならまだいい方かもしれない。
④そもそも、今までになかった効果絶大な薬なら世間で話題になるはず。そんな薬が発明されたというニュースを聞いたことがなければ広告のいうことは嘘ということになる。
⑤「先々月分 受付終了」「先月分 受付終了」「今月分 在庫あり」といかにも売れているように書いてあるが、先月分以前の受付終了というのは当たり前の話だ。薬が実際に売れようが売れまいが「先月分は締め切りました」は普通に言えるからだ。この無意味な表は「これだけ売れていて入手困難なんですよ」と思わせる演出に過ぎない。
⑥広告の構成が毎回同じになっている。体験漫画から始まり「簡単には治らない」と不安を煽る。そこで「我が社の商品では・・」と続き、今までになかった画期的な商品だと宣伝する。体験漫画では「症状が改善され今では楽しい生活」みたいなハッピーエンドで終わる。そのあとこの商品は注文が殺到していますと繋がり、今なら在庫があり定価の○割で入手できるといい、さらにもっと安く買えると続いて、いくつか質問が出てそれに答えると初回割引の特別価格で買えると続く。違う商品やメーカーでも毎回構成が同じだと、どこかから持ってきたテンプレートであり、さらにいうとこの構成の広告は全て嘘ではないかと思う。
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chat_bubble コメント(2件)
- ???????????やあ
- うまい!よく言った! 本当にその通りだと思うよ。 あの目に余る広告でもよく調べたね。座布団1枚