
長編
僕に取り憑く二人の女の霊
モモタロス 2日前
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の女が…
『あなたはあたしら二人の…生け贄で逃げれば…しない…逃れかったらあたしら二人と…結ばれるしか…ないのよ!ワッハハハハハハ!ワッハハハハハハ!コーーーン!』と言うて
消えてしまった、僕は気を失った。
気が付くと、僕は家の仏間で寝ていた。
横にはおばあちゃんと三人のお坊さんがお経を唱えていた。
お経を唱えて終わると僕はお坊さんの一番長の方にあの穴の事を聞いた。
だが、何も言うてくれないままお坊さん三人は帰えてしまった。
そこで、おばあちゃんに聞いてみた。
すると、おばあちゃんは泣きながら僕に教えてくれた。
『あんたは…白狐様と黒狐様に気に入られてしまい…花婿さんにされたんだね…』と
僕は、『え?』と答えるので精一杯だった。
そして、おばあちゃんはあの穴の秘密を教えてくれた。
『あの穴は昔から白狐様と黒狐様が住んでいてある日ある盗賊の偉いさんに恋をしてしまいその想いを実のらせるために美しい女性に化けてあの穴に呼んだそうじゃ、でもその盗賊の偉いさんは一人で来ず仲間を15、6人連れて来てその白狐様と黒狐様をその穴で殴る蹴り最後は銃で目玉を撃ち抜いて左手の薬指を鉈で切り落として生きたまま火を付けて焼き殺そうとしたんじゃが…なかなか死にしないので鉄格子と鎖と南京錠であの穴に閉じ込めて弱らせて死んでいてしまったんじゃ…あんたが聞いた穴の中から聞いた話し声は白狐様と黒狐様が盗賊の偉いさんたちに今も死んでも許してもらおうと話しているんじゃ…』と教えてくれた。
僕は次の日、おばあちゃんと一緒に花束と線香と稲荷寿司と油揚げと水を持ってお参りに行った。
すると、僕の耳の元で低い声で、
『あなたは…あたしら二人の花婿さんだから…逃げればしない…』と聞こえた。
おばあちゃんには聞こえているかは聞けなかった。
その体験してから僕にはその白狐様と黒狐様があの穴で出会った女二人に化けて今も取り憑かれては離れない…。
数多くの霊能者に徐霊などしても効果はない。
今、僕には結婚前提の霊感の強い彼女がいるのがその彼女がいつも僕を守ってくれている。ß
何故なら、おばあちゃんに『あんたの彼女ちゃんは盗賊の偉いさんの生まれ変わりだから、白狐様と黒狐様は彼女ちゃんには手を出せないから幸せにしてあげるんよ…それが、白狐様と黒狐様の唯一成仏が出来るんだからね…』と僕に言葉を残して亡くなった…。
だから、僕はその彼女を幸せする。
そして、いずれ
後日談:
- 今年お盆に実家に帰っておばあちゃんの部屋で机タンスの中からノートが一冊出てきました。 その内容は、おばあちゃんの字で殴り書きでこう書かれてしました!。 (お願いじゃ、白狐様、黒狐様頼むからわしの大事な大切な孫の…こうを花婿になんかにはしないくれ…どうか、こうを見守ってやってくれ…どうしてもこうを花婿にすると…言うのならわしをあんたらの黄泉の国やら地獄でも良いから…所へ連れて行っておくれ…これが最後のわしから願いじゃ…。)と同じ文面で何ページにも紙の隅々まで書かれていたのです。 もしかしたら、大好きなおばあちゃんは僕の身構りなって亡くなったのかと僕は思うのです…。
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chat_bubble コメント(18件)
- 守護霊って皆についているから取り付いているのと一緒じゃない??(´・ω・`)
- そんな恐ろしい化け物この山の王の嘴平伊之助様は聞いた事あるぜぇ!。嘴平伊之助(山の王?)
- 女性怪談師に音読して貰って目を閉じて聞いてイメージしたら震えて寒気が身体中走るぐらい怖いかもね!(;>_<;)(;>_<;)(;>_<;)雪の宿せんべい
- 語彙力のなさと誤字脱字に脱帽!sumomo
- もっと本を黄泉なさい…。それがわしの願いじゃ…。ぽたぽた焼き
- 私は、金縛りとかにはなったことあるけど、取り憑かれた事は無いから、どんな感じなのかわからない。夢
- 説明しづらいですが、 昔の出来事や家系(生まれ変わり)が関係しているところ、 (消しちゃったかもしれないんですけど)おばあちゃんがお孫さんを必死に守ろうとしてたんだなっていうお孫さん思いなところもすきですれーたん
- れいーたんさんへ コメントありがとうございます! 宜しければ、この話が好きな理由を教えて下さい!。こうちゃん
- このお話1番好きですれーたん
- これはまたわしの村に伝わる話そっくりだ!元犬鳴村の住人