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短編
千里眼
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千里眼

2021年3月21日
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わたしは東京で訪問介護をしております。

これはある利用者の話で実話です。

あまり怖くはないのであしからず。

菊農家を営んでいたk持さんの話です。

家族構成はk持さん95歳。娘に息子の3人家族。元菊農家なのでお金持ちなのか、かなり大きな家に住んでいます。

新規で依頼が来た時は、「少しプレッシャーのある家だな」と思いました。

10畳程のリビングで、k持さんにケアをしているのですが、リビングに置いてあるダイニングテーブルで息子、娘が一言も発さずに座って見ている。

「やりずらい」

「がしかしいつものように心を込めてケアするしかない」

と思い、4回目の訪問した時、k持さんが歌を歌い出しました。

聞いたことのない歌。

「古い歌なのかな」位にしか思っていませんでした。

歌も終盤?にかかるとk持さんが、

「あっちは病気」

「こっちは階段からおちた」

「ほれこっちは水で溺れて死んだ」

と歌?なのかぼやきなのかわからないことを口走りました。

それを聞いた無言で座っていた娘、息子の表情がこわばっていたのを覚えています。

その日は普通にケアを終え帰りました。

k持さんは週に2回訪問なのですが、娘から「しばらく休みます」と連絡があり1週間休みました。

1週間後、k持さん宅を訪問すると相変わらず元気なk持さんの変わらない姿がありました。

「良かった元気そうで」

とわたしは思いましたが、娘と息子がやつれたように見えました。

「大丈夫ですか?お疲れのようですが」

と2人に話しかけました。

娘が糸を切ったように話しだしました。

「実はこの1週間で3つも御葬式がありまして、とても大変だったんです」

聞くと、親戚が次々と亡くなったとの事でした。

1人目は癌で病死。

2人目は階段から落ち死亡。

3人目はお風呂で溺死。

k持さんの歌?の通りでした。

わたしは背筋がゾッとしました。

娘いわく、

「母さんのあの歌がでると必ず人が死ぬ」

との事。

それから娘は昔の話をずっとしていて、k持さんが前に弟が溺れているのを口走り、自身で命を助けた事を教えてくれました。

k持さんのお宅は昔からそういった能力を受け継いでいるらしく、たびたびそれが起こるそうです。

k持さんの能力にもびっくりしましたが、娘が饒舌に話をする事にもびっくりしました。

今でもk持さんは元気にケアを受けています。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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