
短編
間一髪
匿名 3日前
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つい先週の話だが、仕事の都合で二週間一回の割合で関東と福島を往復するのだが、時間も多少余裕があったにもかかわらず、ついスピードを出していた。分別ある大人として恥ずべき事なのだが、捕まれば検挙のギリギリである。
雨が降る中、視界が悪いせいも手伝ってイライラしながら高速を運転していた訳だが、急に前に閃光が光った。
時間にしては殆ど一瞬なのだが、何事かと減速した途端にタイヤがバーストした。
もし、閃光が光ってなかったら、俺は今ここにはいなかっただろう。
あれは何だったのかわからないが、助かったのは確かである。感謝しつつ、スピードを抑えるようにしている。
ちなみに、オービスではない。オービスの光は赤っぽいし、近辺にはオービスはないから。
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- ずっと、強い守護霊のいる人とかに憧れてました。 でも、最近思います。 強い守護霊のいる人って、何度も危険な目にあったりしますよね? きっと、そういう運命なので、代わりに強い守護霊がついてくれてるんだと思うんです。 そう考えると、平凡な人生だけど、それで良かったな、ありがたいな、と思えるようになりました。通りすがり