
①従来の医療では不可能であった技術、それが可能になった商品をアピールするなら分かりやすい根拠や明確な効果について説明する必要がある。だが、それが「時代は進んでいた」「科学の進歩はすごかった」の子供でも思いつくような稚拙な言葉。結局嘘であるなど根拠を提示できないからこんな言葉が出るとしか思えない。
②某有名国立大や海外の有名大学でも研究されている成分と書かれているが、商品と何の関係があるのだろうか。大学で研究されている成分と広告の商品に使われている成分で共通するものなどいくらでもあるだろうし、全く意味のないアピールである。
③育毛剤の広告で「映える」「栄える(はえる)」と書かれているが、何を持って「はえる」と表現しているのだろうか。育毛剤には「毛が生える(発毛)」効果はない。正確に言うと毛が生える効果のある薬を処方することは医療行為なので「毛が生える」効果のある育毛剤や化粧品は作れない。だが、髪が薄くなった中年男性が見栄えするためには「目に見える相当な何か」が必要だが、それが何か書かれていない。「今までになかった映える効果のある育毛剤」と謳っておきながら、それが広告に具体的に書かれていないのは致命的な間違いである、どう考えても「毛が生える」と誤認して買ってしまう人を狙っているとしか思えない。
④脳に効くサプリのような広告の体験漫画で「言葉がしどろもどろで部屋も足の踏み場もないほど散らかっている高齢者」が出てくるが、広告の商品を使うことで改善されてその高齢者が前のように明るく元気に生活できるようになるというものがある。体験漫画の症例は認知症そのものであり、認知症を治す薬だと誤解されかねない。普通に考えて死滅した脳細胞などの脳機能は元に戻らないので、これ以上悪化させないことはできたとしても、元に戻すことはできない。この商品の購入を検討している人は、自分自身がそれに近づいている人やその家族が想定されるので、これは症状に悩む人に追い討ちをかけるれっきとした詐欺である。
⑤どの商品の広告でも大抵書いてあるのが「1日あたりたった66円!」のような表現。注釈に小さく「定期初回価格」と書いてあるものの、これは「定期初回価格を30日で割った額」なので実際にはその3倍程かかることになる。高齢者も多く利用すると思われるなかこの表現が横行しているのはいかがなものか。
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