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死に別れた舞妓はん
作者:ぷー
投稿日:2014年5月30日
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原作の怖い話
長編
死に別れた舞妓はん
高校の修学旅行での話 私の高校は一学年が80人しかいない小さな規模の学校でした 京都に行った際には、小さな旅館をほぼ貸し切りにして泊まっていました ずっとその旅館にお世話になっているらしく、部屋に入り一番最初に観るよう言われた避難時の誘導のビデオは私の制服と同じ物を着た女生徒が写っていました 何代か前の先輩たちが出演したようです あまり広くない和室に5~6人ずつ泊まりました 夕食も終わり、各部屋に戻り、皆で何をしようかと話し合いました 結局、百話をしようということに決まったので部屋を暗くし雰囲気をだしながら、皆順番に話しました 途中から「何か録れるかも」とテープに録音することになりました 何話か進み、かなり恐怖感が高まってきたのか、一人が 「今なんか聞こえた!」 軽いパニック状態になりました やった!とばかりに録音を始めた友人がテープを巻き戻して聞いてみようと言い出しました どこら辺で聞こえたの?と言いながら、パニック状態の友人に聞きながら探しました 「○○が話し終わったとこ」 その○○が話しているところまでテープが戻りました まだ○○が話しているところから聞き始めました ボソボソと話す○○の声 言葉と言葉の少しの間 ○○「それで、×××××」 知らない人の声→ △○×◇…して ○○「××××なんだって」 知らない人の声→おねが…◇?×○ て… キャー!と一人が叫び出すと収集がつかないくらいの騒ぎになりました 実は○○が話し終わった時にも声は入っていたのですが、もっと前の話の途中から知らない人の声が入っていたのです はっきりは聞こえませんでしたが、たぶん何かのお願いをしているような…そんな感じに聞こえました すっかりその騒ぎでほとんどの友人がドン引きし、百話はお開きになりました あまりに恐怖を感じた2~3人は、他の部屋に行って寝ると出ていってしまいました 残ったのは私を入れて3人 さすがに3人で百話はキツイので、窓辺にある椅子に座り、飲んだり、食べたりしながら話していました 私はちょうど一人がけの椅子で、向かいには二人の友人 その二人の後ろには布団が入っていた場所があり、しきりのカーテンが開いていた しきりのカーテンが束ねられているその後ろに、人がいる気配がし始め、落ち着かなくなりました 私がチラチラと見ていたせいか、霊感の非常に強い一人が言いました 「だいぶ前からいるよ」 一瞬なんのことかわかりませんでしたが、その友人がチラリと後ろの布団入れの方に目を向けるような合図をしました 「やっぱり…いるんだ…」 いることが確定したせいか、段々形が分かってきました どうやら束ねられたカーテンの影で正座をしており、がっくりた首を前に倒しているようでした 「どうするの?」 と霊感の強い友人に聞くと 「知らないふりで」と言われました その通りにするために私たちはまた他愛もない日常の恋愛や噂話などを続けました 少し気持ちも落ち着いた頃 右の手首が痛いなと感じました 痛みが少しずつ強くなり、さすり続けないと気が紛れないくらいです また更に痛みは強くなり、さするだけではなく、体を揺するくらいになりました 「大丈夫?」 友人が心配して聞きました 「かなり痛いな。なんだろ?」 そのうち私は椅子から体を落とし、床に寝転がりました 目を硬くつぶり、痛い痛いと小さな声で言い続けました すると、頭の中に光景が浮かび始めました お座敷に着物を着た女の人と、同じく着物を着た男の人が寄り添いながら座っています 女の人はとても嬉しそうに、お礼を言っているようでした 男の人も嬉しそうです 場面は変わり、男の人が林の中で倒れています 女の人もいますが、とても悲しくて、しかも取り乱しているようでした 着物も乱れ、手首からは黒い血らしきものを流しています 心中のようでした でも女の人は生きています ヨロヨロと男の人に寄り添うように横たわりました おねが…、…してえ おねが…、…してえ おねがい、探してぇ さっきまでの光景が走馬灯のようにグルグルと巡り、言葉ではない何かがスルスルと心に入ってきました 妻子のある男性に恋をして、妻と別れられない男性と心中をしました 二人の遺体がみつかり、妻はもちろん夫の遺体を引き取りました しかし、女の人はまったく違うところに引き離されてしまったようです そしてその男性のお墓を探してと頼むです 私はどうにもならないほどの痛みに悶えながらも 「わからないよ…ごめんね」 「探せないよ…知らないもん…」 と話していたそうです 女の人はどんどん頭の中に侵入してくる感じです どんどん頭の中を占領し、意識が薄れそうになった時 ピーポーピーポーピーポー… 旅館の真ん前を救急車が通りました その瞬間 女の人も、痛みもなくなりました 私はパッと起き上がり、目の前で心配している二人の友人に、今までの頭の中の話をしました 悲しい話だね 何ごともなくて良かったね などと話し、もう寝ようと3人でくっついて寝ました 朝になり、他の部屋で寝た他の友人たちが起こしにきました 朝食に行く前に、自分たちで布団を片付ける決まりでした みんなで布団を畳んだり、運んだり、部屋の中を片付けたりしました 誰かがふとカーテンを開けると部屋の中はパッと明るくなりました そして、ふとテレビの上の方に吊るされている額に入った絵に目が止まりました そこには、昨日の女の人がいました 男の人にもらって嬉しそうにお礼を言っていた着物を着て その着物はとても深い藍色でした 女の人はとても綺麗でした 「この人だ!」 思わず言いました 近寄って良く見てみると、それは絵ではなく写真でした
ぷー
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ぷー
2014年5月30日
怖いと言うよりは、切なさが残る作品ですね。 脱字が所々にあるのが、残念ですが、 とても、綺麗で読みやすい作品でした。
2017年1月14日
落花生
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