
長編
ぼたん様
匿名 4日前
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ばあちゃんの温かみを知ってしまったいま引き返すことはできなくなっていた。その時神社にでも行って払えばよかったと後から後悔するとは知らずにその存在を認めてしまった。私が分かったからと伝えるとおばあさんは笑顔に微笑み椅子に腰掛けていた。「おやすみ」とおばあさんに私はいい眠った。普通に話せていたのはこの時点でもうおばあさんの考えの中だったのかもしれない。朝になり学校へ行った。何故か未冢に避けられていて不安な1日だった。その日の夜おばあさんに未冢の事を相談した。
「そうかい…あいかちゃんは未冢ちゃんの事で困っているんだね…?おばあちゃんに任せなさい。」
そういった後少しおばあさんの顔が笑って見えた。次の日学校に行くと未冢は休みだった。家が近かったので連絡もんを届けに行った。家に行くと未冢のおばあさんが連絡もんをもらいに来た。目は血走っていて怖かった。家に帰ったらおばあちゃんにそうだんしなきゃ。以外は考えずに逃げ出すように帰ろうとした。でも手を掴まれた。
「あいかちゃん!!ぼたん様に魅入られただろう!?」
はじめは意味がわからず戸惑っていた。
「どういうことですか?ぼたん様って未冢が話していた都市伝説でしょう?」
「最近優しい目をしたおばあさんがあいかちゃんの近くに来なかったかい?」
少しおどろいた。優しい目をしたおばあさん…私は知っている。あの相談に乗ってくれる幽霊のおばあさんだ。
「います…けど。おばあさんはぼたん様なんかじゃないし子供が好きなだけ!ぼたん様なんかといっしょにしないで!」
そう言い私は泣きながら帰った。やっとやっと本当の優しい私だけのおばあちゃんに出会えたのに。ぼたん様なんかじゃない…!未冢のおばあさんなんて死ねばいい!!
帰るとおばあさんがニコニコして、出迎えてくれた。
「なにか…私のことを誰かに聞かれたかい…?」
私は信じているおばあさんに包み隠さず全て話した。ぼたん様の事も未冢のおばあさんの事もおばあさんは少し困った顔をした後笑顔で
「話してくれてありがとね…ぼたん様ね…任せなさい…」
その日の夜だった。サイレンの音で起きたのは起きて怖くなった私はおばあさんを探した。いつもは隣で見守ってくれているはずのおばあさんがその日はいなかった。泣きながら私は外に出た。焦げ臭い…家に戻りたい。だけど、行かなければいけない気がした。焦げ臭さが漂う方向に行くにつれサイレンの音は近づいた。途中で気づいた。この道は未
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- 燃えた友達の家やその友達とおばあちゃんはどうなったんだろうアマランサス
- Ai市かAs市かAw市か… いやー…地元の県なだけにコワいっすわ… でも重数年って誤字?ここだけ気になった。兵庫県民
- 主です。初投稿で自分で考えたというところもありおばあさんへの感謝を忘れていました( ๑´•ω•๑)アドバイスありがとうございます!次の話では人への感謝を忘れないようにします!あいか
- うーん。友達のおばあちゃんへの感謝がないのは人としてどうなんやろ。。。あ
- その友達の家が燃えてたのは、主のせいなんですよね? 後はその友達のおばあさんが、主を守ってくれようとしてたのに、逆らってぼたん様に告げ口したんですよね? それには触れないのか?というのと、 自分はのうのうと生きてるんかい、というなんとも後味の悪い話。miwa
- ふふふふふふ消極ピエロ