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中編

危ない怪談師

匿名 2日前
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様に張り紙がしてあり、「当店に対する迷惑行為を行った場合、強制的に店から出て行って貰います。」と記されていたらしい。 更にMが話した心霊スポット(室戸市の三津坂トンネル等)のことを客がネットに挙げた場合も次に行った時「当店に対する迷惑行為云々」の張り紙が。但し、その心霊スポットはMが怪談会で話す以前から、他の者により、YouTube等にアップされていたもの。 その件についてMは怪談の冒頭で触れ、心霊スポットの具体的な場所や名称をネットに挙げられると、自分のことを信頼してくれて、その怪談を話してくれた人に悪い。ネットに拡散されるようになれば、もうその人は自分に体験談等を話してくれなくなる、と話していたとのこと。 しかしこれには矛盾がある。Mはこれまで何回もその心霊スポットの名称や場所を不特定多数の客に話している。その話を聞いた客が他の者に話すことも十分考えられるから、これも拡散行為になる。 しかし逐一、Mは自店や自分に対することについて、休憩時間やその他、店内での客の会話を監視しているようにも感じられる。恰も小型盗撮カメラでも仕掛けているように。 どう考えてもMの発想と行動は異常。このような人間なら盗撮器を仕掛け兼ねない。 このことを、犯罪心理学を学んだことのある友人にすると、そのような鬱屈したどす黒い感情を持つ者は、性欲も異常に高い傾向にある。だから、店内に盗撮カメラを仕掛ける場合、客の顔と会話を確認する以外に、例えばテーブルの下にも仕掛けて、女性客のスカートの中を狙うことも十分考えられる、とのこと。 現在、Mはまた転居し、県都で同様にラーメン店を営んでいるが、一体、どういう思いと目的で、元僧侶の「ふり」をして、ダイニング怪談会を行っているのだろうか。それとも別の怪しい目的でもあるのだろうか。

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