
長編
お店で働いていたときの話
*ゆん* 4日前
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ろで、目に入りました。
飲食のお昼は忙しくて余裕がありません。まさに戦場です。
私は、
その子に顔を向けながら、
「何ボーッとつったってるんだ...?!」
そしたらそこには誰もいません。
それに、そんな子は店にいません。雇った記憶もありません。
バイトから
「店長遊んでないで!!こっち回らない!!」
私はヘルプに入りながら、
この前の声とこれは関係があるのか...
そんなことを考えていました。
それから毎日ではないですが、お昼の忙しいときに限って、
・勝手に厨房の冷蔵庫が開く
・皆が見える場所のショーケースが勝手に開く
・裏口に鍵がかかっているのに開け閉めされる
みんな不思議だとは思うけど、
「ちゃんと閉めないから(笑)」
「絶対なんかいるよー(笑)」
とか、笑い話にしてました。
私もまさかと思って笑ってました。
それから半年程経って、決算に向けて私は店に残って仕事をしていました。
在庫を数えたりしてたので、確か21時頃になってしまいました。
これぐらいの時間になると、施設の営業は終わってるので、施設関係者は入口の警備以外、ほぼ全員帰っているはずです。
当然、店の入っている建物も消灯されており、店以外は真っ暗です。
私はいつも閉店後の片付けで他の人よりは遅く帰るので、常に懐中電灯を持っていました。
その日、私は店の事務所で帳簿をつけていました。
すると、店舗の方から、大人数が入ってきて、何やら話しているのが聞こえます。
私は、
「あれ?ホール側の鍵閉め忘れたのかな?こんな忙しいときに面倒だな。とにかく帰ってもらわないと...。」
と事務所をでて店に向かいます。すると...
おかしい...。真っ暗で誰もいません......。
誰もいないのに何かざわざわとしてる...。
仕事で残っていた事を後悔し、その瞬間、冷や汗がぶわっとでて、気持ち悪くなります。
...まずい!
音からしてかなりの人数のはず!
多分逃げなきゃいけないやつだ!!
事務所に走って戻り、持てるもの持って、懐中電灯を振り回しながら、とにかく全力で走って逃げ帰りました。
次の日、明るくなって、店に行くと何事もなかったように普通です。
それからすぐのこと。
バイトが友達から聞いた話をしてくれました。
以前からこの建物では、ふらっと通り抜ける幽霊が
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- きっと霊道だったのでしょうねさら