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中編

異常な試合

つなか 3日前
怖い 199
怖くない 201
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カウントは最初から。つまりこの場合まだ試合は終わっていなかった。 デブはわざと技を解き立ち上がって、試合を続行させたのだ。 安堵の表情が一瞬で強張る。 主審の「はじめっ!」の声がかかる。 デブはまた私の袖を鷲掴みにすると、軽々と私をぶん投げた。 今度は背中の半分近くがついてしまった。 しかし主審の判定は【有効】 これはよくある話なのだが、子供の試合では、同じ道場の大人が主審や副審を務めることもザラにあり、彼らは自分たちの教え子への判定を緩くしてくれることがある。 喰らった技が本来は一本であっても、技ありや有効になったり、逆にこちらがかけた技が本来有効であっても、技ありにしてくれたりなど。 背中の半分がついてしまったのにも関わらず、主審を務めた先生はそれを有効にしてくれたのだ。 しかしそれはありがた迷惑な善意だった。 案の定、試合がタイムオーバーで終わるまで、投げられ、呼吸を止められ、解放され、の【窒息寸止め地獄】は続き、試合はデブの優勢勝ち。 試合後、笑顔のデブに言われた 「また試合で当たるといいな」 は、今でも忘れられない。

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  • 相手最低だな
    つばさ
  • 柔道の試合で対戦相手に怖い思いをさせられた、ただそれだけの話ですね。霊的なことも不思議な要素も一切ありません。まあ投稿者が怖い思いをしたことは事実でしょうが。
  • どゆことどゆことどゆことどゆことどゆことどゆことどゆこと
    ワタシハサイコパス
  • 意味がわかりませんでした。
    ねこ
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