
長編
とあるホテルでの出来事
匿名 3日前
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の日はすぐに帰宅させたそうだ。
Bが騒いでいた日、Aも出社していたので、今まで起こったことを話し合いたいし片付け作業をしているAの元へ行った。
私の顔を見るなり、ようやく話ができるな!と嬉しそうに笑った。
私は単刀直入に、呪いとやらを実行したのか聞いた。
Aは得意げに、私の排水口の話を聞いてから、汚部屋リピーターとBたちしかいないタイミングを見計らって、閑散期を大いに利用したと言った。
閑散期はほぼ一般客は来ない、排水口の掃除は日頃から念入りにしていたし、汚部屋リピーターとBたちが大浴場を使った時に髪の毛を採取していたという。
具体的にどんな方法なのか聞いたら、黒い遮光袋に髪の毛を入れ、恨みつらみを呟きながらじわじわと燃やし、その燃えカスを湿った土に埋めるらしい。
鬱憤を晴らすにはまぁまぁな行為だったと言っていた。
きもい。
意外と簡単なやり方に驚いたが、こんなにも目に見えて効果があるのかとAが一番驚いていた。
私はオカルト的な現象は信じないが、あまりにも変なことが続いているので、Aにほどほどにしとけと伝えた。
Aは苦笑いしながら、自分もこういうのに手を出すなんて思ってもいなかったけど、Bとは会話にならないし、問題解決もできなさそうだったから、苦肉の策ゆえの行動だった。
気持ち悪い偶然なんだろうけど、正直スカッとしてる。
もう髪の毛を燃やすのはやめる、サスケも流石に引いてそうだから、と言っていた。
そんな会話をした翌日、Cが通勤途中で自損事故を起こした。
命に別状はなく巻き込まれた人もいなかったが、取り乱した様子でホテルに電話をしてきて次のような事を言っていたらしい。
「運転していたらフロントガラスいっぱいに鳥の羽根が覆い被さってきて、前が見えなくなりパニックになった。くちばしが取れた、くちばしが痛い」
その電話の後、病院に行って治療を受けたらしいが、翌日からはもう来なくなった。
自己都合による退職だって、とBに冷たい言葉を放ったスタッフが教えてくれた。
Bは発狂してから出社してなかったが、Cが辞めた日からちょうど一週間後、オーナーと共に昼ごろホテルの事務所に顔を出した。
もともと痩せ型だったが、更に痩せ細り頬がこけていた。
自慢していた艶髪ストレートはボサボサになり、口を尖らせながら左右に小さく揺れていた。
オーナーは、Bから色々話を聞いたが要領を得ない、スタッフや利用客のトラブルは報告を受けてい
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chat_bubble コメント(6件)
- 名前を呼んだらやってきたサスケ、、本当に賢くて可愛かったんだろうなあ、、おわ
- 名前を呼んだらやってきたサスケ、、本当に賢くて可愛かったんだろうなあ、、おわ
- 名前を呼んだらやってきたサスケ、、本当に賢くて可愛かったんだろうなあ、、おわ
- サスケ可哀想まうまう
- こんばんは菊池渓太
- Fのその後が気になるなー。 生きてるのかなぁ。匿名