
中編
走る男
まー 3日前
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なくなり、勇気を振り絞って右側を確認しました。
そこには男の姿はありませんでした。
「怖かった。よかった。」
安心し、前向きました。次の瞬間に
ダン!!!!!!
フロントガラスが割れて前方がヒビで何も見えなくなりました。
母すぐさま車を止め警察に連絡しました。
レッカー車や警察が到着し、母は警察に取り調べをされたそうです。
このようなフロントガラスの割れ方をするのは大きいものが衝突しない限りありえないからです。警察は周囲を隈なく捜査したのですが、それらしき物や人はいませんでした。
母も警察に「急割れた」の一点張りでした。
しかし母はフロントガラスが割れた原因を知っていました。
母が前を向いた瞬間、並走していた男があの笑顔のままフロントガラスに突っ込んできたのです。
そんな事を話しても警察は信じらはずがないと思い、言わなかったそうです。
それ以来、電車で勤務するようになり、その高速道路も使っていないそうです。
後日談:
- 後日談 この話を母は今までに3回しました。 1回目は友達に。その話を友達の部屋でしました。 その友達の部屋にはロフトがあり、ベッドの下は勉強机という形でした。 その話をしている最中にベッドの底が抜け机が壊れたそうです。幸いそのときは誰もベッドや机にいなかったので怪我人は出なかったのですが、とても怖かったそうです。 2回目は私にしました。 「怖い話して。」と母に言うと、この話をされました。すごく怖かったのが鮮明に覚えています。 その話を聞き終わった後にサッカーの練習に行ったところ、普通じゃありえない筋肉が肉離れすると言う奇妙な怪我をして3ヶ月間歩けなかったです。 3回目は私と、私の友達にしました。 その日はサッカーの試合で県外のチームとしていました。午後からの試合だったので帰りが夜になり、すぐ帰りたいという気持ちで、渋々高速道路に乗りました。その高速道路はあの体験した高速道路ではありませんでしたが、自分が「あの話してよ」と母に言い、一緒に乗ってた友達にその話をしました。 次の日、その友達と私は揃って謎の高熱を出しました。 この話は母から他人に伝わった時に不幸なことが起きます
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