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中編

濡れた女の霊

どらお 3日前
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しました。 しかしからだがまったくうごきませんでした。 「金縛り?え?」 霊感のある友人の 「つれてきたかもしれない。」 という言葉が頭をよぎります。 そして目だけは動かせたので パッと目をあけると。 この世のものとはとても思えない 女性でしょうか? 頭はハゲ散らかり、それでいて髪が長く、 しろというよりはねずみ色に近い肌の色。 そして黒目が大きくて左右外に向いたガチャ目。 口は外れたように開き、全身びしょ濡れでした。 霊「キぇぁぉぁぁぁぁぁ」 そう寄生を発しながら 私の顔の方に這いつくばってきました。 私「うぁぁぁぁぁ!うそだろ!」 金縛りにあっているので動きません。 胸の辺りまで来たとき、少しずつ 体が戻ってきました。 そして力任せに起きました。 誰もいません。 「夢か…」 そう思いました。 しかし あたりはびしょ濡れ。 まだ寒い季節です。 そして時間は深夜2時。 よく聞く丑三つ時。

後日談:

  • その後、私の住んでいた一帯だけ 水害にあいました。 他の地域にはなにも被害はありません。 洪水です。 聞いた話によると 昔、私の住んでいた地域は 水路だったらしいのです。 そのとき私はあの霊のことを 思い出しました。 「濡れてたのってもしかして…」 その霊がその水路で亡くなった人の霊なのか はわかりません。 前述した池の霊なのかもしれないし、 廃ホテルで殺された人の霊かもしれません。 いずれにせよ この世に未練を残して亡くなった ということに間違いはありません。 あのとき私がびしょ濡れになったのは 霊が濡れていたためかそれとも 憑依されるのを拒んでかいた汗なのか 今となっては知る由もありません。 もう一度言います。 徐霊はしてません。

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