ょっと待ってて。」と言って 玄関を開けると 鬼の様な顔をした 母親が息を切らしながら立っていた。

私 「何 ⁉ どうしたの?何かあったの ⁉ 」

母親の姿を見て何かあったのかと 思ってそう言うと 母親は 息を整えつつ言った。

母親 「あんたっ‼ 息子を放ったらかしにして 夫君が居ないからって !! 男と遊んでるってどういう神経してんのっ‼ 」

私 「………………………いつ?」

母親 「今よ 今 !! 」

私 「いや…今 夫と電話で話してた途中だけど…?」

母親 「嘘いわない ‼ 私の顔を見て すぐに男に送って貰ったんでしょ?」

話をしても 押し問答が続く気がして 母親を家に上げ 受話器を差し出した。

母親 「もしもし…?」

半信半疑で受話器を握り 呼び掛けると 何やら二人で話をしていました。

私は 息子が泣いて 寝室に行ったので 二人が何を話したのか?分かりません。

そうして 一段落着いたかな?と一息吐いた時 友人の車のエンジン音( 当時 暴走族 )がしたと思ったら バタバタと二、三人の足音がして 家のピンポンが嵐の様に…。( 息子の事が飛ぶくらい 驚いたそうです。 )


私は 玄関にすっ飛んで行くと ドアを開けながら
叫んでいました。

私 「やかましいわ ‼ 」

すると 鳩が豆鉄砲食らった様な顔をした 三人が立っていた。

もう 話を聞かなくても 何があったのか?が分かってしまったので 何も言わず 家に上げた。

母親も何となく分かった様でした。
ギャン泣きする息子の元へ 行き抱っこして リビングに行くと チラチラと私を見ながら 四人でコソコソと何かを話していました。

私もどきが出現した場所。

母親目撃場所 → 地元のショッピングモール。
主人目撃場所 → 静岡県某市。
友人目撃場所 → 隣町のゲーセン。

大体 時間は同じくらいでした。
同じ時間 別々の場所で目撃された私もどき。
これを 自己像幻視と言わず 何と言う?





そんな出来事を頭の隅に起きながら 久しぶりにT子( ママ友 )と喫茶店に行きました。
喫茶店のドアを開け中に入り 正面を向いたら 私が居ました。

相手も驚いていました。
私もビックリして 固まりました。
相手の彼氏?もT子も驚いていました。

喫茶店の入り口で 固まる四人…。
店員さんが来て 店員さんも固まった。

鏡を見てる様だった。髪の色 (

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