僕がまだ幼かったころの話です。
僕の家は、田舎にありました。
家の近くには、墓地がありました。
ある雨がしとしと降る日のことです。
僕の家の墓はそこにあったので行くことにしました。
墓掃除をして帰ろうとしたら、上のほうから、「助けて」という、微かな声を聴きました。
そちらを見たら、なんと、大きな女の怨霊が待ち構えていました。
捕まった僕は、必死にもがきました。
でも、暗闇に引きずり込まれました。
僕は気絶していたようで、気付いたら家のベットに横たわっていました。
もう二度とあの墓掃除には行きたくないです。