これは、つい最近あった出来事です。

僕は高校生で生徒会に入っていました。その生徒会の仕事は主に学校行事の準備や裏方の仕事でした。

そして、この時期になると体育大会と地域のイベントが重なり、生徒会の仕事は増え帰るのが夜遅くになります。

当時その時は10月にある体育大会についての準備や説明原稿、去年の体育大会の資料を引っ張ったり、新しい資料をコピーしたりと、仕事が沢山ありました。

それで、一通りの仕事が終わり僕や先輩は一息ついてました。その時にはもう18時を回っていました。

この時期は18時でも外は暗く、高校から家が遠い僕にとっては最悪でした。

生徒会長が最後に仕事の確認をし、生徒会は終わるのですがその日は僕含め皆疲れていたため、生徒会が終わっても

ほとんどの人が生徒会室で休んでました。僕もその一人で椅子にすわり、暗くなった廊下を見ていました。

ボーっと眺めているだけで時間は経ち、いつの間にか生徒会室には僕と生徒会長だけでした。

生徒会長は心底疲れていたらしく「もう動きたくない〜」といって動く気配もありませんでした。

僕も、もう少しだけと心にいいさっきと同じく、廊下を見ていました。

すると、廊下の窓の奥。プールに誰かが泳いでるのが見えました。最初は「水泳部も大変だな・・・」と思ってましたが

おかしなことに、その人以外誰もプールにいないのです。僕は生徒会長にその事を言うと、会長も「不思議だね」と言ってました。

この時間に一人でプールを泳ぐのは危険と考え、生徒会長と僕がプールに行き注意をしようとしました。

プールに行く途中、校舎内はほとんど真っ暗で職員室の光がとても心地よかったです。

会長とプールについたものの、プールの中には誰も居ず入り口にはしっかりと鍵がかかってました。

「不思議な体験をしたね」と会長と話していると、今度は生徒会室の電気がついていました。

僕と会長はプールに行く時に帰るの支度をしていて、生徒会室の電気もちゃんと消してました。

少し怖くなりながらも生徒会室に戻ってくると、鍵がかかっていて中には入ることができず

生徒会室の中から変な物音や、叫び声が聞こえてきました。会長がすぐに先生を呼びに行きました。

僕はその間生徒会室のドアを開けようとしましたが、びくともせず奇声と物音を聞くしかありませんでした。

数分も経たないうちに先生は来ました。しかも大勢。校長先生から、福

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