まだ高校のとき、地元の先輩2人と心霊スポットのに肝試しに行った。先輩2人を仮にA、Bとする(ちなみに2人ともヤンキーで男)。
Aは「俺霊とか絶対信じねーし、てか出てきたらボコるし」って言ってて、Bは「あんまり軽い気持ちで、いかねーほうがよくね?」って言ってた。
目的地の山奥のトンネルについて、3人で中に入って行った。
途中までくるとBが急に顔が青くなって震え出して「そこに髪の長い女の霊がいる」って言い出した。実はBは霊能者の家系で、両親ともにすごい霊感があって、Bも霊が見えたんだ。
でもAは信じなくて、「ビビってんじゃねぇ」っていいながらそこで立ちしょんべんしだした。そしたら急にAが「ぎゃー!!」って叫び出して、思わず俺とBは走ってトンネルを出た。
走りながらBが「絶対に振り返るな!連れてかれるぞ!」って言ってたのがめちゃくちゃ怖かった。
10分くらいしたらトンネルからAがとぼとぼ歩いて出てきたんだけど、完全に正気を失ってて、5年たった今でも精神病院にいる。

怖い話ってどいつもこいつもこの程度だよな。「心霊スポット」「肝試し」「霊感のある家系」「仮にこいつをAとする」「正気を失った」このパターン何十年使われてんだよ。
この話書きながら適当に考えたけど、この程度で怖いんだろ?

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