怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。
高校時代、僕たちは都会の高層ビルの廊下で毎日のようにバカ騒ぎしていた。特に仲の良かった悠斗と真由美と一緒に、無邪気に過ごしていたのだが、ある晩、真由美の提案で、ビルの入り口にある古い神社にある護符を取りに行くことになった。 真由美の母親は、いつも神社の護符に異常なまでの敬意を払っていた。「絶...
これは俺が中学生の時に体験した話です。 朝学校に行く時に絶対小学校の横を通らないと行けないのですが、その横では頻繁に交通事故がありました。 横を通るときによく白っぽい影みたいなのが見えるようになったのです。 特に何もしてこないので気にしてなかったのですが、帰って夜になり寝はじめる...
それはちょうど一年前の冬の始まり、寒さが身に染みる頃のことだった。 その日の朝、私はいつものように地方の小さな駅のホームで、つり革に掴まってスマートフォンのニュースを見ていた。 満員電車の息苦しさを少しでも和らげるための行動だった。 全国ニュースを流し読みした後、地元のニュースに目...
私が地方の小さな街に住んでいた頃のことです。友人の家で遅くまで過ごし、帰り道を歩いていると、霧が立ち込めた交差点に差し掛かりました。そこは数年前に交通事故が起こり、亡くなった子供の霊が出るという噂がある場所でした。 その交差点の片隅には、今でもお供え物が並んでいて、思わず足が止まりました。霧...
私たちが新しく引っ越したのは、古いアパートだった。薄暗い廊下には、かすかなカビ臭が漂い、周囲は静寂に包まれている。部屋に入ると、壁には古びた絵がかかっており、どこか懐かしい気持ちになったが、同時に不安も感じた。特に、狭い廊下の奥にある小さな収納スペースが気になった。 「この収納、何か面白いも...
私の姉と妹は冬休みに、雪深い山の小屋で過ごすことになりました。地元の大学に通う私は、都会の喧騒から離れ、静かな時間を楽しみました。 その小屋は古びたもので、二階建ての一軒家でした。周囲は真っ白な雪に覆われ、外の風景はまるで異世界のようでした。小屋の中は暖かく、ストーブの前で温まる姉と妹の姿が...
これは、私が数年前にフリーランスのカメラマンとして活動していた時の話です。依頼を受けて、冬の晴れた日、横浜市の古いアパートの空き部屋を撮ることになりました。 そのアパートは築年数が古く、周囲は静かな住宅街でした。アパートに着くと、周囲はあたり一面の冷たい空気と、薄曇りの空模様が広がっていまし...
その峠道は、地図アプリでも名前が出ない。仕事で地方の現場に呼ばれ、終電を逃した俺は、レンタカーで山を越える羽目になった。ナビが「最短」と言い張るルートは、街灯も民家も消え、ヘッドライトの円だけが世界を切り取っていた。 霧雨がフロントガラスに細い線を引く。ワイパーが払っても、すぐに戻ってく...
冬の寒さが身にしみる深夜、精神病院の一室で、瑞穂という女性患者が精神科医の佐藤に向かって語り始めた。彼女は、自分の心の闇を話すことが治療の一環だと理解していた。 「私、昔、愛する人を失ったんです」と瑞穂は言った。「彼は私の親友と一緒にいたのですが、ある日突然、姿を消してしまった。」彼女は続け...
冬の寒い夜、友人に誘われて無人の浜に行くことになった。彼は釣りに夢中で、静かな海を眺めながらその誘いに乗った。浜に着くと、波の音だけが響く中、他には誰もいない。友人は釣りに集中している様子で、私はただ海を見つめていた。 しばらくして、遠くの海で何かが動いているのに気づいた。それは最初、大きな...
私は沖縄のリゾートホテルで新しいプロジェクトに取り組んでいました。冬の夜、静まり返ったホテル内での作業は、どこか不気味な雰囲気を漂わせていました。 ホテルの一角には小さなコールセンターがあり、夜勤中のスタッフが特に恐れられていました。なぜなら、夜遅くに電話がかかってくると、受話器からは人間の...
私はイベントプランナーとして、特別な結婚式の準備を始めた。数ヶ月前、あるカップルのために高層ビルのイベントホールを予約した。新婦は若く美しく、特に新郎は彼女に夢中だった。 打ち合わせは順調に進み、挙式の日が近づく秋の夜、突然新婦の友人が事故で亡くなったとの知らせが入った。新郎は悲しみに沈み、...
私が大学に入学した時、友人の成田と共に古びたアパートに引っ越すことになった。そのアパートは建てられてから60年以上が経過しており、外観は古いが中は意外と広々としていた。 成田は特に古いものが好きで、部屋にはアンティークの家具や古書が並んでいた。そのおかげで、どこか落ち着いた雰囲気が漂っていた...
廃屋の前に立つ。冷たい風が吹き、心の中に不安が広がる。かすかに鳴る鉄の扉を押し開けると、古いカメラを持った友人たちが薄暗い中で待っていた。 「ここが、霊が出るって噂の場所だって」と、みんなの中で一番元気な美咲が言った。彼女はカメラを構え、意気揚々と中へ入った。私たちも続く。 その廃屋は、か...
冬の寒い夕暮れ、大学生の僕は友人と街の公園を散歩していた。すると、木々の陰から誰かがこちらに手を振っているのに気づいた。近づいてみると、それは数年前に亡くなった祖母、つまり僕から見れば曾祖母だった。 「おばあちゃん?」 声を上げて立ち止まると、手を振っているのではなく、手のひらをこちらに向...
友人のAさんは、ある日妻から頼まれたことがあった。 「弟が結婚することになったんだけど、特別な儀式を手伝ってほしいの」 「特別な儀式?」 結婚式の準備や出席を頼まれるのはわかるが、どうしてもその言葉が気になった。 「まあ、私たちの家系に伝わる風習みたいなものなんだけど、ちょっと特別だか...
これは私が大学二年生のときの話です。冬の寒い夜、暇を持て余していた私は、遠縁の叔父が営む古びた画材店で手伝うことに決めました。正直、叔父とは面識が薄く、噂では変わり者であると聞いていたため、少し不安でした。 駅で待っていた叔父は、私を見るなり「やあ、久しぶり!」と声をかけ、煙草の匂いが染み...
俺は小学生時代に初めて不思議な体験をして以来、ちょくちょくおかしなものを見るようになっていた。 特に中学生時代はかなり頻繁に色々見ていて、そういったものを見ることに慣れてしまっていた。 なので何か見えても「ああ、またか」程度で、それほど怖いとは思わなくなっていた。 そんなわけでほとんどなにを見...
友人たちと肝試しに行ったのは、近所の廃墟にある巨大な水槽だった。水槽は元々水族館の一部で、今では長い間放置されているらしい。水面には薄暗い藻が生い茂り、底は見えなかった。秋の夕方、薄暗い空の下、私たちはその場所に足を踏み入れた。 「ここが噂の廃墟の水槽だよ。中には怪物がいるって言われてるんだ...
これは私が一人暮らしを始めてから体験した、恐ろしい出来事だ。 私は古いビルの一室に住んでいて、冬の夜、部屋の片付けをしているときのことだった。 ふと、キッチンの隅で何かが視界に入った。 それは影のように黒く、じっとこちらを見ているように感じた。 “なんだ、あれは?” 恐る恐...