
長編
凸凹さん
jamtec 2016年3月9日
chat_bubble 38
84,639 views
C「『紙の部屋』からアイツらが出て来た訳だろ?もし仮にB達が開けるまで、あの部屋から何かしらの作用があって出られなかったんだとしたら…」
俺「なんだよ…。『封印』でもされてたってことか?」
C「お前だったら閉じ込められてた場所に、もう一度 入りたいと思うか?」
俺「思わないな」
C「もしかしたら『紙の部屋』には、アイツら入って来ないかもしれないぞ」
俺「確かに。もし入って来ても、もう一度 閉じ込めれば封印できるのかもしれないしな」
安易だった。
あくまで仮定の話だった。
しかし俺達には今、これしか望みがなかったのは確かだった。
俺「しかしアイツら、来ないな」
C「今の内に『紙の部屋』がどうなってるのか調べられないか!?」
俺「そうだな…。行ってみよう!俺達はもう、やるしかないんだ!」
俺達は見つからないように『紙の部屋』へと近づく。
カタカナの紙の文字が一層 不気味に見え、異様な空気を醸し出しながら扉が開かれていた。
俺達はアイツらが来ないことを祈りつつ、『紙の部屋』へと足を踏み入れた。
音も立てず、静かに扉を閉める。
俺は『封印』なんてものを、本当は信じていない。
信じてないし、随分と現実味のない言葉だ。
しかし、これほど非現実的なことが起こっている現状、俺は藁をもすがる気持ちだったのだろう。
もしこの部屋でやれることがあるとすれば、この部屋の構造・配置を確認し、見つからない場所に隠れる。
ヤツらをおびき寄せ、見つからないように部屋を飛び出し、扉を閉める。
おびき寄せても来ないようであれば、ヤツらはこの部屋には入ってこれない算段が高くなる。
閉じ込めることで封印できるだなんて思っていない。
しかし今の俺達には、こんなことしか出来ないだろう。
「ヤツらがこの部屋から出られない」という仮定の話が本当であることを祈って、可能性の低いことに命を賭けるしか方法が見つからない。
『紙の部屋』は部屋の中も色んな紙が散乱していた。
ただ それ以上におぞましい光景が、壁のいたる所に古い血がこびり付いていたことだ。
C「不気味な部屋だな」
俺「あぁ、そうだな。造りも変だ。奥の方が随分と狭いな…」
俺は恐怖ながらも、部屋の奥へと歩を進めた。
その時、一枚の紙が目に付いた。
C「どうした?」
俺「いや、なんかこの紙 気になって…」
後日談:
- 14
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(38件)
- 文章が稚拙すぎてあ
- 凸凹さんの姿が想像できて結構トラウマ!だけどデコルー!ボコルー!が結構むかつくwwさき
- 映画にしてくださいレビューマン
- 実話か??環七
- 初めてこれ読んだ時本当に胸糞悪くなりました。これのどこが怖い話なんだろってデコルーのあたりで寝る前に読んでいるのですが舌打ちしました。なぜか時々読みたくなるんだけどやはり腹立つ笑笑misery
- 話としては面白いですが、わたしは怖いとは思いませんでした。溶けるかまぼこ
- 悪くない話し 映画にありそうだし面白い感じするまゆ
- ラノベ文章で全然面白くも怖くもなかったよん
- お話なんだろうけど なんか2ちゃんぽい( °_° ) 文才の賜物って感じイリミナ
- ぬしのぼやきみたいなのと、ツッコミがいらないかな。。まさ